■はじめに
日東精工株式会社(取締役社長:塩田展康、本社:京都府綾部市井倉町梅ヶ畑20、東証・大証1部上場)は、ドライバビットの挿入性を高めた特殊駆動部(十字穴)を持つ精密ねじ「オートクロス」をこの度本格販売いたします。
これまで十字穴駆動部で発生していた、ドライバビット挿入時の作業トラブルを低減し、作業性の向上、締結品質の向上を実現いたします。ドライバビットの挿入性を高める駆動部として既に特許を申請いたしました。
内容につきましては次の通りです。
■従来の問題点
デジタルカメラや携帯電話など精密機器の組立現場では、汎用電気ドライバを用いた人手によるねじ締めや、ロボット・ねじ締め機を用いた自動ねじ締めが行なわれています。これらの締付け時には、ドライバモータによりドライバビット(先端工具)を高速で回転させながらねじの駆動部(十字穴)に挿入していくため、下記に挙げる挿入時の不具合が発生していました。
(1)高速回転するドライバビットが十字穴に入りづらく、締付け所用時間のロスが発生する。
(2)手作業時、取出し式のねじ供給機やねじ整列皿からねじが拾いづらく、作業ロスが発生する。
(3)ドライバビットが十字穴に挿入されず十字穴駆動部表面上で空転することにより、駆動部の破損やメッキ剥がれなど美観を損なう問題が発生する。
特に精密ねじの締結では対象物が小さいため挿入性が悪く、これら問題の改善が求められていました。
■製品概要
オートクロスは、ドライバビットの挿入性を高めた特殊駆動部(十字穴)を持つ精密ねじです。駆動部壁面の天井部に傾斜を設けることにより、ドライバビットを誘導し、従来より短時間での挿入を実現します。オートクロスはねじの呼び径1.4mm、および1.7mmの精密ねじに対応。小さいがために扱いづらい精密ねじの締付け作業を支援します。
■製品特長
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ビットの挿入性が向上 駆動部に設けた傾斜がドライバビットの入りを助け、スムーズな嵌め合いを実現。精密ねじ締め作業時間の短縮に貢献します。
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| (2) |
締結品質の向上 十字穴表面でのドライバビットの空転を低減。メッキを剥がすといった十字穴表面の損傷や十字穴自体の損傷を低減します。
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| (3) |
従来の十字穴用ドライバビットの使用が可能 特殊な専用ドライバビットを使用する必要はなく、従来のドライバビットで使用でき、喰い付き性も保持しています。
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■製品仕様
・標準適用対象サイズ:ねじの呼び径1.4mm、1.7mm
・標準適用頭部形状 :精密なべ頭2種、弊社ラミクス(薄頭形状)
・標準適用ねじ部形状:小ねじ、Bタイト、ギザタイト、フィットタイト、PSタイト−II
※上記以外の仕様についての適用もご相談に応じます。
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■今後の販売展開について
当面の生産能力は、月5千万本を計画しています。
今後携帯電話、ノートパソコン、デジタルビデオカメラ、デジタルカメラ、ポータブル音響機器などのデジタル・モバイル・光学機器をターゲットに、精密ねじ市場の様々な業界に対して拡販展開を図っていきます。
また弊社は、ねじとねじ締め機をともに扱うねじ締め総合メーカーとして、精密ねじ自体から、供給機、ねじ締め機、ロボット等各種提供し、「トータルファスニングソリューション」(総合力による締結問題解決)を図っていきます。
■当ニュースリリースに関するお問い合わせ先
■当ニュースリリース発信元 日東精工株式会社 企画室 企画課 係長 布川 貴英 〒623−0054 京都府綾部市井倉町梅ケ畑20 電話0773−42−3739
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