人の手によるねじ締めは、あまりミスをしたり、製品を傷つけたりしません。
これは、人が無意識に力を加減して、丁寧且つ最適なねじ締めを行っているためです。
私たちはこの理想的なプロセスを再現するために、自動ねじ締めによる「推力制御機能」を開発しました。
特に樹脂やアルミなどの軟質の材料が多用されるようになった近年では、必須の機能と言えます。
推力とは物体を運動方向に推し進める力であり、ねじ締めにおける「推力」とはねじを締結方向に推し進める力を表します。
この推力を従来の回転速度やトルクなどの制御に加えて、ねじの種類やワークに応じて最適な推力を可変する制御を都度自動的に行うことで、手締めに近い理想的なねじ締めが可能です。
※一般ねじ、ボルトにも大変効果的です