ジオカルテ2トラブルシューティング


Last Update: 2008/03/14

異常表示

コントローラ

昇降ユニット

チャックユニット

全体

データ


異常表示


モータ電源OFF


意味
手動モードでモータ電源が入っていない

原因
・モータ電源を入れていない

・モータ電源SWの故障、断線

・電磁接触器(MC2)の故障、断線

対処
・モータ電源を押して、継続SWを押す

・モータ電源SWと配線確認

・電磁接触器(MC2)と配線確認


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主電源OFF


意味
主電源(メイン電源)が入っていない

主電源(メイン電源)を検出していいない

原因
・コントローラ部品、基板、の故障、断線

・24V電源の故障
 (電源電圧(100V)が低下して24V電源がOFFした)

対処
・コントローラ内部部品、基板、配線の確認

・24V電源と配線確認
 (100V電源仕様の確認(コードリール含む))

備考
・100V電源が低下すると電源の中では24V電源が最初にOFFする



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・100V電源が低下すると電源の中では24V電源が最初にOFFする


意味
非常停止スイッチが入っている

原因
・非常停止SWがONしている

・非常停止SWの故障、断線

対処
・非常停止SWを解除(OFF)して、継続SW押す

・非常停止SWと配線確認


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メインケーブル未接続


意味
機械本体とメインケーブルが接続されていない

原因
①・メインケーブル接続確認用認配線の断線
②・24V電源の故障
 (電源電圧(100V)が低下して24V電源がOFFした)

対処
①・角型コネクタ配線(3番、8番)確認
 (コントローラ、メインケーブル、昇降ユニット含む)
②・24V電源と配線確認
 (100V電源仕様の確認(コードリール含む)

備考
①・特にメインケーブルの接触不良確認
②・100V電源が低下すると電源の中   では24V電源が最初にOFFする



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昇降モータ停止 OV2: 定速中回生過電圧遮断


意味
昇降モータの回生エネルギーにより、インバータの保護回路が動作した。

原因
①・昇降部の下降速度が速い。
②・電源の電圧が高い

対処
①・コントローラのパラメータ
 「ウォームアップ下降値」「手動下降値」を変更する
 (設定値:最大1550まで)

①・パウダークラッチの磨耗、故障確認
②・電源(発電機)の電圧確認

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回転モータ停止 OV2: 定速中回生過電圧遮断


意味
回転モータの回生エネルギーにより、インバータの保護回路が動作した。

原因
・電源の電圧が高い

対処
・電源(発電機)の電圧確認

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回転モータ停止 THM:モータ過負荷遮断


意味
回転モータの負荷が大きく、電子サーマルが動作した。(保護のため)

原因
①・固い地盤でモータに負荷がかかっている。
②・チャック回転部が固まっている。
③・モータに必要以上に電流が流れている。


対処
①・モータ保護のため発生する(故障ではない)
②・チャック部が手で回るか(右方向のみ)確認

③・モータ配線の確認

③・モータの故障確認
③・電源仕様の確認(コードリール含む)

備考
①・モータ表面温度に注意
③・特にメインケーブルの接触不良確認

③・モータ表面温度に注意


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昇降モータ停止 THM:モータ過負荷遮断


意見
昇降モータの負荷が大きく、電子サーマルが動作した。

原因
①・固い地盤で(ロッド引抜時)でモータに負荷がかかっている。
②・スプロケット(昇降ユニット内部ギヤ)が固まっている。
③・上昇力を妨げている。
④・モータに必要以上に電流が流れている。

対処
①・モータ保護のため発生する(故障ではない)
②・スプロケットが手で回るか
③・ベアリング、カムフォロアが手で回るか

③・異物は噛んでいないか
④・モータ配線の確認

④・モータの故障確認

④・電源仕様の確認(コードリール含む)

備考
①・モータ表面温度に注意
④・特にメインケーブルの接触不良確認





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モータ表面温度に注意い


意味
インバータの出力側3相のうち配線が断線した。

原因
インバータの出力側3相のうち配線が断線した。

対処
・モータ配線の確認

・モータの故障確認

備考
・特にメインケーブルの接触不良確認



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昇降モータ停止 回転モータ停止 OC1:加速中過電流遮断


意味
モータに過電流が流れた

原因
・モータに必要以上に電流が流れた

対処
①・モータの故障(焼損)確認
・モータの故障(焼損)確認
・モータの故障(焼損)確認

備考
①・モータ表面温度に注意

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昇降部位置異常 貫入量カウンタ異常


意味
昇降部上昇中に貫入量カウンタの値がマイナスになった。
(マイナス量はパラメータ設定可能)

原因
①・実際の昇降部位置よりも位置が上であると間違えて
 記憶している。

  →マイコンの誤動作。
  
  →電源をOFFした状態で昇降部を下降させた。
②・上限と下限のセンサが最上限ドグ位置を検出でき
 ず、上昇した。
 
 (ただし載荷台ストッパが無い場合のみ)
③・移動量カウンタの誤動作

対処
①・一旦下限まで下降させる。
 (緊急手動モードなども利用)
②・上下限センサの故障、短絡、取付確認

②・上下限ドグの確認(センサとの距離含む)
③・移動量センサABの断線、短絡確認
・移動量センサ故障確認

備考
・原因不明時、緊急手動モードで下降させることができる

・特にメインケーブルの接触不良確認"








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昇降部位置異常 上限ドグの位置を超えた


意味
昇降部上昇中に上限ドグを検出後、最上限ドグを検出せずに上限ドグが切れた。

原因
①・上限でないのに上限センサがONし、その後上限
 センサがOFFした。
②・最上限ドグを下限センサが検出できなかった。

対処
①・上限センサの故障、断線、取付確認
②・下限センサの故障、断線、取付確認

②・下限ドグの確認(センサとの距離含む)

備考
①・特にメインケーブルの接触不良確認
②・特にメインケーブルの接触不良確認

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昇降部位置異常 最上限ドグ検出時に上限ドグ未検出


意味
昇降部上昇中に上限ドグを検出せずに、最上限ドグを検出した。

原因
①・最上限でないのに、下限センサがONした。
②・最上限で上限ドグを検出できなかった。

対処
①・下限センサの故障、断線、取付確認
②・上限センサの故障、短絡、取付確認

②・上限ドグの確認(センサとの距離含む)

備考
・特にメインケーブルの接触不良確認



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昇降部位置異常 貫入量カウンタ異常


意味
・昇降部上昇中に貫入量カウンタの値がマイナスになった。
(マイナス量はパラメータ設定可能)

原因
・実際の昇降部位置よりも位置が上であると間違えて
 記憶している。

  →マイコンの誤動作。
 
  →電源をOFFした状態で昇降部を下降させた。
・上限と下限のセンサが最上限ドグ位置を検出でき
 ず、上昇した。
 (ただし載荷台ストッパが無い場合のみ)
・移動量カウンタの誤動作

対処
・一旦下限まで下降させる。
 (緊急手動モードなども利用)
・上下限センサの故障、短絡、取付確認
・上下限ドグの確認(センサとの距離含む)
・移動量センサABの断線、短絡確認
・移動量センサ故障確認

備考
・原因不明時、緊急手動モードで下降させることができる
・特にメインケーブルの接触不良確認









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昇降部位置異常 上限ドグの位置を超えた


意味
昇降部上昇中に上限ドグを検出後、最上限ドグを検出せずに上限ドグが切れた。

原因
・上限でないのに上限センサがONし、その後上限
 センサがOFFした。
・最上限ドグを下限センサが検出できなかった。

対処
・上限センサの故障、断線、取付確認
・下限センサの故障、断線、取付確認

・下限ドグの確認(センサとの距離含む)

備考
・特にメインケーブルの接触不良確認
・特にメインケーブルの接触不良確認

Top

昇降部位置異常 最上限ドグ検出時に上限ドグ未検出


意味
昇降部上昇中に上限ドグを検出せずに、最上限ドグを検出した。

原因
・最上限でないのに、下限センサがONした。
・最上限で上限ドグを検出できなかった。

対処
・下限センサの故障、断線、取付確認
・上限センサの故障、短絡、取付確認

・上限ドグの確認(センサとの距離含む)

備考
・特にメインケーブルの接触不良確認


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回転モータ モータストール


意味
・モータが動いていない。
モータが少ししか動かない。

原因
①・モータが動作していない。
②・モータ動作検出センサ(回転センサ)の信号がない。
③・回転モータトルクが足りない。
④・チャック回転部が固まっている。


対処
①・モータの故障、断線、短絡確認

①・インバータの故障、配線確認
 
インバータを押す、ゆする(応急処置)"
②・回転センサ:チャックを回転させ、回転センサの動作
 
        ランプ確認、故障確認

②・回転センサ取付け位置、取付具合確認
 
(チャック取付フランジ取付ボルトの緩み確認)
③・仕様以上のトルク出力はできない

③・モータ配線の接触不良確認

③・電源仕様の確認
 (コードリール含む)(昇圧器有り)(エコモードOFF)"
④・チャックが手で回るか確認

備考
・特にメインケーブルの接触不良確認






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昇降モータ モータストール


意味
・モータが動いていない。
モータが少ししか動かない。

原因
①・モータが動作していない。
②・モータ動作検出センサ(移動量センサ、回転センサ)
 の信号がない。
③・昇降モータトルクが足りない。
④・昇降モータのブレーキがかかっている。

対処
①・モータの故障、断線、短絡確認

①・インバータの故障、配線確認
 
  インバータを押す、ゆする(応急処置)
②・移動量センサ、回転センサの故障、断線、短絡確認

②・移動量センサ:手動モード上下で移動量表示確認
③・仕様以上のトルク出力はできない

③・モータ配線の接触不良確認

③・電源仕様の確認
(コードリール含む)(昇圧器有り)(エコモードOFF)

③・スプロケットが手で回るか

③・ベアリング、カムフォロアが手で回るか

③・異物はないか
④・モータブレーキ配線の断線確認

④・モータの故障確認

備考
①・特にメインケーブルの接触不良確認

①・インバータ本体とフィンを固定
 する部分にぐらつきがないか"
②・特にメインケーブルの接触不良確認
③・特にメインケーブルの接触不良確認

③・昇降部におもりを載せ、60Kg程度の人を持ち上げれば正常
④・特にメインケーブルの接触不良確認






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チャックを閉じて継続を押す


意味
・チャックが閉じていなければならないのに
チャックが開いている。

原因
①・チャックからロッドが外れた。
②・チャック開閉センサの動作不良
 (試験中はチャック閉が正しい)

対処
①・正しくチャッキングする
②・開閉センサの故障確認(閉:ランプOFF 開:ランプON)

②・チャックユニット内部の水確認
②・開閉センサの取り付け具合、距離、故障確認
 (閉状態でセンサ検出部からスリーブ面は約15mm程度)

②・開閉センサの配線短絡確認

備考
②・チャックユニット下カバーに水抜き穴追加工


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チャック閉異常


意味
チャックが開いていなければならないのに
チャックが閉じている。

原因
・チャック開閉センサの動作不良
 (継ぎ足し時はチャック開が正しい)

対処
・開閉センサの動作確認(閉:ランプOFF 開:ランプON)

・開閉センサ配線の断線確認

・開閉センサ取り付け具合、距離、故障確認
 (開状態でセンサ検出部からスリーブ面は約5mm程度)

備考
・特にメインケーブルの接触不良確認

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チャッキング失敗


意味
ロッド継ぎ足し時、チャッキングできない

原因
①・鋼球とロッド溝部の位置がずれている。
②・チャックが上がらない(チャックが閉じない)
③・チャック部が回転しない。
④・チャック開閉センサの動作不良
 (チャッキング時はチャック閉が正しい)
⑤・ロッド継足し上昇時に上限まで到達せずにチャッキング
 しようとしている。

対処
①・位置をあわす
②・チャックを閉じる
③・回転モータ動作確認
④・開閉センサの動作確認(閉:ランプOFF 開:ランプON)

④・チャックユニット内部の水確認

④・開閉センサの取り付け具合、距離、故障確認
 (閉状態でセンサ検出部からスリーブ面は約15mm程度)

⑤・上下限センサの短絡、断線、取付、故障確認

備考
④・チャックユニット下カバーに水抜き穴追加工
⑤・特にメインケーブルの接触不良確認







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PC出力テーブル設定異常


意味
・パウダークラッチ(PC)の設定値が範囲外になった

・パウダークラッチ(PC)へ正しく電流が流れていない

原因
①・PC配線の断線、短絡
②・PC駆動回路(制御基板)の故障
③・PC用電源の供給部断線、故障

対処
①・PC配線の断線、短絡確認

①・制御基板、メインケーブルに雨水進入確認
②・制御基板に雨水進入確認
③・PC用電源の動作確認

③・PC用電源配線の確認

備考
①・特にメインケーブルの接触不良確認

①・特にメインケーブルの水確認


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ウォームアップ移動異常 おもり確認


意味
ウォームアップ実行時、昇降部が正常に動作していない。(ウォームアップができない)

原因
①・おもりが載っていない
②・下限センサの動作不良(短絡方向)

対処
①・おもり確認
②・下限センサの配線の確認(短絡方向)

②・下限センサの取付具合、距離、故障確認

②・制御基板の故障、水確認

備考
・ソフト的には時間で監視している
 (上下共、15秒以内に上限or下限
  に到達しないと異常表示する)



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データ領域注意 データ領域不足


意味
・コントローラ内部のデータメモリ容量が残り少なくなった
・コントローラ内部のデータメモリ容量が無くなった。

原因
・メモリ内にデータが沢山入っている。

対処
・下限センサの配線の確認(短絡方向)

・下限センサの取付具合、距離、故障確認

・制御基板の故障、水確認
・データの転送し、不要なデータの削除

備考
・ソフト的には時間で監視している
 (上下共、15秒以内に上限or下限
  に到達しないと異常表示する)






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データ領域なし


意味
コントローラ内部のデータメモリ容量が無くなった。

原因
・メモリ内にデータが沢山入っている。

対処
・データの転送し、不要なデータの削除


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プリンタ異常


意味
プリンタが正しく動いていない

原因
①・プログラムタイミング不具合
②・プリンタ配線の不良
③・プリンタの故障
④・制御基板、外部インターフェース基板の故障
⑤・用紙がない
⑥・紙づまり
⑦・プリンタレバーが上がっている
⑧・SELランプが点灯していない
⑨・5Vスイッチングレギュレータの電圧不足、故障

対処
①・最新プログラム(ソフト)に更新(V1.017E以上)
②・プリンタ配線(コネクタ)の確認

②・プリンタ配線の改良(電源直結型に改良)、確認

②・応急処置:プリンタケーブルCN12(基板)抜き差し

②・応急処置:プリンタ印字Noに設定
③・プリンタ交換
④・基板交換

④・基板の水確認
⑤・用紙を取付ける
⑥・つまった紙の除去
⑦・プリンタレバーを下げる
⑧・SELランプを点灯させる(SELスイッチ押す)
⑨・電圧調整(5.1V~5.2V)

⑨・5Vスイッチングレギュレータの交換

備考
②・全て電源直結型のプリンタケーブルに改良する必要あり
取説参照
取説参照
取説参照
取説参照











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コンパクトフラッシュ異常


意味
コンパクトフラッシュに出力できない

原因
①・コンパクトフラッシュが正しく挿入されていない
②・コンパクトフラッシュのフォーマット形式が違う
③・コンパクトフラッシュの異常、故障
④・コンパクトフラッシュの仕様が違う
⑤・外部インターフェース基板(GEO2B)の故障
⑥・制御基板(GEO22)の故障

対処
①・正しく挿入する
②・フォーマットする(FAT FAT16 32MB以上)
③・フォーマットする(FAT FAT16 32MB以上)
③・フ
・コンパクトフラッシュの交換
④・日東で動作確認済みモデルを使用する
⑤・外部インターフェース基板(GEO2B)基板の交換
⑥・制御基板(GEO22)の交換

備考
④・ごくまれに動作しないCFある
⑤・特にCFコネクタピンの変形










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パラメータ異常


意味
パラメータの値がおかしくなっている

原因
①・基板の故障
②・バッテリ容量不足
③・原因不明

対処
①・基板の交換
②・バッテリの充電、交換
③・パラメータの初期化後、再設定(時刻設定確認)

備考
・パラメータの初期化後、再設定必要

・長期間電源入れていないとなる"




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パラメータ初期化 パラメータが初期化されています


意味
パラメータが初期値になっている

原因
①・パラメータの初期化操作をした
②・バッテリの容量が無い、または故障
③・基板の故障
④・原因不明

対処
①・パラメータの初期化後、再設定
②・バッテリの充電または交換
③・基板の交換
④・パラメータの初期化後、再設定(時刻設定確認)


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コントローラ


スイッチ、テンキー が動かない、誤動作する、反応が遅い


意味
①・スイッチの故障、配線異常
②・テンキーの故障、配線異常
③・制御基板の故障

対処
①・スイッチの故障、配線異常
②・テンキーの交換、配線確認

②・キーテストプログラム実施確認
③・制御基板交換、雨水確認

③・キーテストプログラム実施

備考
・モータが動作しない時は、スイッチ、テンキー以外に原因があることもある

・スイッチとテンキーは連動しているため、どちらかが故障すると全て、またはいずれかのスイッチが動作しなくなったり、誤動作することがある

・テンキー配線を一時的に抜き、スイッチのみの動作確認可能



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入電ランプがつかない メイン電源がつかない(ONしない)、 落ちる(OFFする)


原因
①・コントローラに電源が供給されていない
②・コントローラ電源ケーブルの異常
③・ブレーカがOFFしている
④・電磁接触器(MC1)の動作不良

対処
・コンセント、発電機などからコントローラに電源が
 供給されているか
・コンセント、発電機などからコントローラに電源が
 供給されているか
・コンセント、発電機などからコントローラに電源が
 供給されているか
・コンセント、発電機などからコントローラに電源が
 供給されているか

備考
①・テスターで確認
・使用している電源に他機器を接続して確認

①・ブレーカのテストボタンで確認
③・振動でブレーカがOFFすることもある

③・ブレーカがOFFする場合は、過電流、漏電の可能性あり



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メイン電源から手を離すとメイン電源がOFFする


原因
①・電磁接触器(MC1)の動作不良
②・電源関係配線の断線

対処
①・電磁接触器(MC1)の交換、配線確認
②・電源関係配線確認

備考
・特に操作パネルへの電源配線(コネクタ部)

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LCDが表示しない


原因
①・プログラムが動作していない
②・基板の故障
③・5V電源の不良
④・LCDの故障
⑤・LCD配線の異常

対策
①・メイン電源はONできるか確認

①・プログラムが動作していれば、電源ON時にブザーが
 鳴るか確認
②・基板交換

②・基板の水確認
③・5Vスイッチングレギュレータ交換、配線確認
④・LCD交換
⑤・LCD配線、コネクタ部の確認

備考
②・特に基板左側部品(特にボリューム)が変形、外れていないか

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LCDの画面が黒くなる


原因
・LCD表面の温度が高い
・LCDの故障

対処
・LCD画面に影をつくる
・LCD交換

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試験中にプリンタが印字しない


原因
・プリンタ印字設定がNoになっている

対処
・コントローラパラメータの試験中印字をYesに設定

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プリンタ印字の頭(開始時刻など)が印字できない


原因
①・プログラムタイミング不具合
②・プリンタ配線の不良

対処
①・最新プログラム(ソフト)に更新(V1.017E以上)
②・プリンタ配線の改良(電源直結型に改良)、確認

②・5V電源の電圧確認(5.1V~5.2V)

②・応急処置:プリンタケーブルCN12(基板)抜き差し


備考
②・全て電源直結型のプリンタケーブルに改良する必要あり

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プリンタの印字文字(フォント)がおかしい


原因
・プリンタの設定が変更されている

対処
・プリンタの設定を正しく設定する

備考
・プリンタの取説参照

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プリンタの印字しないラインがある


原因
・プリンタヘッドの故障

対処
・プリンタの交換

・プリンタテストで確認

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プリンタの印字文字が薄い


原因
・プリンタの故障

対処
・プリンタの交換

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プリンタの用紙が出てこない 印字文字が重なる


原因
①・プリンタの故障
②・紙づまり

②・用紙の落下

対処
①・プリンタの交換
②・紙詰まりを除去

②・用紙をフォルダに正しく取付ける

②・FEEDできるか確認

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プリンタ用紙はでてくるが、印字されていない


原因
・用紙の挿入方向がちがう

対処
・用紙の挿入方向を正しくする

備考
・感熱紙で片面しか印字できない

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試験データの一部(数行単位)が印字されていない。 (メモリ内部に試験データは残っている)


原因
・SELがOFF状態で印字動作を行い、その後、
 ON状態にして印字動作を再開させた。

対処
・印字動作はSELがON状態のときに行う。

・試験終了後に再印字する。

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プリンタ用紙がセットできない(紙を巻き込まない)


原因
・プリンタ用紙巻き込み部の紙押さえ(ひだ)
 が変形している

対処
・紙押さえ(ひだ)の修理(名刺程度の紙を用紙巻き込み方向に挿入してみる)逆引き禁止

備考
・用紙を逆引きすると発生することあり

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ブザーが鳴りっぱなしになる


原因
・制御基板の故障

対処
・基板交換
・基板の水確認


Top

ブザーが鳴らない


原因
・パラメータでブザーがOFFになっている
・制御基板、ブザーの故障、断線

対処
・パラメータでブザーをONにする
・制御基板、ブザーの交換

・ブザー配線、断線の確認

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ファン部から異音がする


原因
・内部配線がファンに当たっている

対処
・内部配線の位置を変える

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時計が狂った、動作していない


原因
・制御基板の異常、故障

対処
・時計(時刻)の再設定
・基板交換

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コントローラ内部メモリの  試験データ内容がおかしい  試験ファイル名のおかしいものができた


原因
・制御基板の異常、故障

対処
・制御基板の水確認

・制御基板の交換

・パラメータ内容の確認

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プログラム更新後、 ブザーがONのままになる


原因
・パラメータ、メモリ内容がおかしくなっている

対処
"・メモリの初期化実施
 
 1.「パラメータ初期化されています」
 
   の表示でないようにしておく
   
   (何でもよいのでパラメータの値を変更する)

  2.手動+開始+下降+主電源ON"


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昇降ユニット


昇降モータから「キュルキュル」「キーキー」というような異音がする


原因
・パウダークラッチまたは昇降モータブレーキ
 の音

対処
・音だけなら問題なし
ただし、昇降モータのブレーキ配線の接触不良によりブレーキから音がでている場合は注意が必要→モータブレーキ配線の接触不良確認

備考
・モータ起動時に異音がすることあり

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チャックユニット


チャックからロッドが外れる


原因
①・チャック部に泥などの汚れあり
②・ロッド溝と鋼球の寸法が合わなくなっている
③・機械の水平がでていない

③・ロッドが曲がっている
④・打撃モード以外で打撃している

対処
①・チャック部の掃除
②・鋼球の磨耗確認、交換

②・チャックスリーブ内側磨耗確認、入替、交換

②・チャック軸鋼球位置の磨耗確認、交換

②・当社以外のロッドを使用されていないか確認
③・機械とロッドの水平、直角をだす
④・打撃モード時に打撃する

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チャック回転部が手で回らない


原因
・チャック回転部が固まっている。

対処
・チャック内部(軸部、下カバー内部)に異物が無いか確認

・チャック内部(軸部、下カバー内部)の掃除

・チャック部(ベアリング等)の交換

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全体


試験準備ウォームアップ時、上昇せずに「ロッドを取付けて・・」の表示する


原因
・上限、下限センサの動作異常

対処
・上下限センサの故障確認

・上下限センサ配線の断線確認

・上下限センサの距離、取付具合確認

備考
・特にメインケーブルの接触不良確認


Top

ロッド継足時、継続スイッチ押すと昇降部が上昇せずに(または上昇途中で)停止、回転する


原因
・上限、下限センサの動作異常

対処
・上下限センサの故障確認

・上下限センサ配線の断線確認

・上下限センサの距離、取付具合確認

備考
・特にメインケーブルの接触不良確認

Top

ロッド継足時、継続スイッチ押すが、無反応 (チャックは開いている状態)


原因
①・継続スイッチの動作異常
②・開閉センサの動作異常
(開閉センサがONしていない)

対処
①・スイッチの動作、配線確認

①・キーテストプログラム実施"
②・開閉センサの動作確認(閉:ランプOFF 開:ランプON)

②・開閉センサ配線の断線確認

②・開閉センサ(取付板含む)の取付具合、距離確認
 (開状態でセンサ検出部からスリーブ面は約5mm程度)

備考
②・特にメインケーブルの接触不良確認


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移動量(D=)表示が変わらない


原因
①・移動量センサの動作異常
②・上限センサ、下限センサの動作異常
③・制御基板の故障

対処
①・移動量センサABの断線、短絡確認

①・移動量センサ故障確認
②・上下限センサの故障確認

②・上下限センサ配線の断線確認

②・上下限センサの距離、取付具合確認
③・制御基板の交換

備考
①・特にメインケーブルの接触不良確認
②・特にメインケーブルの接触不良確認


Top

試験中、下限まで達していないのに、ロッド継足しのメッセージがでる


原因
・下限センサの動作異常

対処
・下限センサの故障確認
・下限センサ配線の断線確認
・下限センサの距離、取付具合確認

備考
・特にメインケーブルの接触不良確認

Top

昇降部を下降させると、スタンドに当たる


原因
・昇降部の下降速度が速い。

・上限、下限センサの動作不良。

対処
・コントローラのパラメータ
 「ウォームアップ下降値」「手動下降値」を変更する
 (設定値:最大1550まで)

・パウダークラッチの故障確認
 (ADコンバータ調整プログラム実施)
・上限、下限センサの距離、取付具合確認
・上限、下限センサの交換



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昇降部がコラム取手位置に当たる


原因
・上限センサ、下限センサの動作異常

対処
・上下限センサの故障確認

・上下限センサ配線の短絡、断線確認

・上下限センサの距離、取付具合確認

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モータ動作無反応


原因
・スイッチの動作不良
・上限センサ、下限センサの動作不良
(昇降モータ時のみ)
・制御基板の動作不良
・インバータの動作不良
インバータ内部の接触不良
・モータの動作不良

対処
・スイッチ、テンキーの故障、配線確認
(キーテスト実施)
・上限センサ、下限センサの断線、短絡、故障確認
 (緊急手動モード実施)
・制御基板の故障確認

・制御基板の雨水確認
・インバータ交換

・インバータの配線確認

・インバータを押す、ゆする(応急処置)
・モータの故障、配線確認

備考

・特にメインケーブルの接触不良確認

・インバータ本体とフィンを固定
 する部分にぐらつきがないか


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試験準備時、パウダークラッチ(PC)荷重設定時間が長い


原因
・パウダークラッチ(PC)へ正しく電流が流れていない。
・コントローラのパラメータ設定値が違う

対処
・PC配線の断線、短絡確認

・PC配線、駆動回路(メインケーブル、制御基板)の
 水確認

・PC用電源(48V or 36V)が基板に供給されて
 いるか

・PCの故障確認
・パラメータの確認
 
・PC用電源48V仕様(-?有):ハードウェア設定1=1

・PC用電源36V仕様(-?無):ハードウェア設定1=0

備考
・特にメインケーブルの接触不良確認

・36V仕様のPC用電源は全て48V仕様に改良する必要あり

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昇降部が上昇しにくい、上昇しない


原因
・モータに負荷がかかっている。
・昇降モータトルクが足りない。
・昇降モータにブレーキがかかっている

対処
"・ベアリング、カムフォロアが手で回るか

・異物はないか
・スプロケットが手で回るか
・仕様以上のトルク出力はできない

・モータ配線の接触不良、断線確認

・電源仕様の確認
(コードリール含む)(昇圧器有り)(エコモードOFF)
・ブレーキ配線の接触不良確認
備考
・特にメインケーブルの接触不良確認

・昇降部におもりを載せ、60Kg程度の人を持ち上げれば正常
・特にメインケーブルの接触不良確認

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昇降モータは上昇方向に動作しているが、昇降部がまったく上昇しない。昇降部が落下する。


原因
・モータの動力がスプロケットに伝達されていない

対処
・ワンウェイクラッチの確認

・太陽ギヤ、遊星ギヤ関係の確認

備考
・太陽ギヤ、遊星ギヤ関係一式の正常焼き入れ処理品に交換必要


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昇降モータが停止する昇降部が落下する (手動モードで上昇SWをはなすと落下する)


原因
・モータブレーキ電力が遮断されていない
 ただしモータ電源OFF時には発生しない

対処
・電磁接触器(MC3)の故障

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モータは上昇しようとしているが、昇降部が下降する(モータは上昇方向に動作)


原因
・昇降モータトルクが足りない。

対処
・モータ配線の接触不良確認
・電源仕様の確認
(コードリール含む)(昇圧器有り)(エコモードOFF)

備考
・特にメインケーブル接触不良確認

・昇降部におもりを載せ、60Kg程度の人を持ち上げれば正常

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昇降部が下降しない、または上昇する (モータは下降方向に動作)


原因
・おもりが載っていない
・ギヤ関係の動作異常
・制御基板の動作不良
・パウダークラッチ(PC)が正しく動作していない。

対処
・おもり確認
・ワンウェイクラッチの交換

・太陽ギヤ、遊星ギヤ関係の交換

・スプロケットが手で回るか確認
・制御基板の交換
・制御基板の故障、雨水確認"
・PC配線の短絡、断線、接触不良確認

・PC配線、駆動回路(メインケーブル、制御基板)の
 雨水確認

・パウダークラッチの故障確認

・パウダークラッチの交換

備考
・太陽ギヤ、遊星ギヤ関係一式の正常焼き入れ処理品に交換必要

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ロッド回転モータが動作して、ロッドが回っているが、回転数が少ない


原因
・回転モータ動作検出センサ
 (回転センサ)の信号がない。

対処
・回転センサの故障、断線、短絡確認

・回転センサの交換

・回転センサ:チャックを回転させ、回転センサの
 動作ランプ確認

・回転センサ取付け位置、取付具合確認
 (チャック取付フランジ取付ボルトの緩み確認)

備考
・特にメインケーブルの接触不良確認


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モータから「シャー」という異音がする


原因
・モータファンがファンカバーに当たっている
・モータファンの樹脂がめくれてファンカバーに
 当たっている

対処
・ファンカバーが変形していないか確認
・ファンカバーの交換
・ファン樹脂のめくれている部分を取り除く

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貫入量(移動量)の表示がおかしい (動かない)


原因
・貫入量センサ(エンコーダ)の信号がない

対処
・移動量センサABの断線、短絡確認

・移動量センサ故障確認

備考
・特にメインケーブル接触不良確認

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打撃しても昇降部が下がらない


原因
・昇降モータにブレーキがかかっている
・昇降部の下降方向に負荷がかかっている
・パウダークラッチの故障
・昇降ユニット内部のギヤ故障

対処
・打撃モード以外での打撃作業は禁止
・モータブレーキ配線の断線確認
・ロッドが曲がっていないか確認
・カムフォロア、ベアリングの確認

・機械は水平であるか確認
・パウダークラッチ故障確認
・内部ギヤ確認(スプロケット手で回るか?)

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データ


コンパクトフラッシュにデータ出力したが、試験データが入っていない (入っていないデータがある) (データ内容がおかしい)


原因
・各基板、コンパクトフラッシュの動作不良

対処
・コントローラ内部の水確認
・各基板の異常、故障
・コンパクトフラッシュの異常、故障
・コンパクトフラッシュの仕様が違う
・コンパクトフラッシュ書き込み異常対応ソフト(Ver1.018以降)有り

備考
・フォーマットする(FAT FAT16 32MB以上)

・コンパクトフラッシュの交換
・日東で動作確認済みモデルを使用する




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試験ファイル名が同じになっている (通信、コンパクトフラッシュ)


原因
・コントローラの時計が止まっている

対処
・コントローラの時計を合わし、動作確認

・コンパクトフラッシュまたはRS232C通信で
 
1ファイルづつ転送し、ファイル名を変更して保存
 
する
 (コントローラ内のデータは転送後、1つづつ消す)

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試験データの最後が消えている (自沈で試験を終了した場合)


原因
・コントローラソフトのバグ

対処
・最新ソフトに更新(Ver1.017以上)

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試験データの貫入量が途中で大きく変化 (値が大きくなっている)した後、元に戻っている


原因
・制御基板の誤動作(故障?ノイズ?不明)

・短時間にあり得ない貫入量の変化があった 
 場合はプログラムで元の値に戻している

対処
・コントローラ内部の水確認

・制御基板の異常、故障

・制御基板の交換

・試験結果に差し支えなければ、おかしな貫入量
 前後 の貫入量間の値が正しい貫入量と考えて
 よい

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