ジオカルテ3トラブルシューティング


Last Update: 2014/03/19

エラー表示

コントローラ

昇降ユニット

チャックユニット

メインケーブル

スタンドユニット

載荷台ユニット

コラムユニット

全体


エラー表示


チャックを閉じて[継続SW]を押す


意味
試験中にチャックが開いた。

原因
① 試験中にスリーブ(円盤状の部品)が下へ下がった状態になっている。
② 近接センサ(開閉)の異常。
③ メインケーブルの接触不良又は、断線。
④ チャックユニット→昇降ユニット間/ストレートプラグの所で接所不良が発生している。

対処
① 通常の試験方法にてロッドを取付け、貫入試験を続ける。
② 近接センサ(開閉)の交換。
③ メインケーブルの交換。
③ 接触不良の確認。
④ 昇降ユニットのソケットコンタクトが奥に引っ込んでいないかを確認する。

備考
○ 異常が無い状態でも、表示するメッセージ。表示するタイミング等がおかしくなって初めて、確認が必要。
○ 昇降ユニットのソケットコンタクトが奥に引っ込んでいたら、応急処置として、ラジオペン等で引っ張る。

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チャック閉異常(ロッドを確認)


意味
試験中のロッド継ぎ足し→チャッキング位置移動時にチャックが閉じた。

原因
① ロッドが接続されていない。
② 近接センサ(開閉)の異常。
③ メインケーブルの接触不良又は、断線。
④ チャックユニット→昇降ユニット間/ストレートプラグの所で接所不良が発生している。

対処
① ロッドを取り付ける。
② 近接センサ(開閉)の交換。
③ メインケーブルの交換。
③ 接触不良の確認。
④ 昇降ユニットのソケットコンタクトが奥に引っ込んでいないかを確認する。

備考
○ 昇降ユニットのソケットコンタクトが奥に引っ込んでいたら、応急処置として、ラジオペン等で引っ張る。

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チャッキング失敗 チャッキング位置まで移動し [継続SW]を押す


意味
ロッド継ぎ足し時にチャッキング出来ない。

原因
① チャッキング位置においてロッドの溝が適切な位置に無い為に発生する。

対処
① 溝の位置が高い場合は打撃キャップを取り付け、ロッドを真上から叩いて、チャッキング位置までロッドを押し込む。
① ロッドが沈み込んでチャッキング位置より低い場合はロッドを持ち上げてチャッキングの手助けをする。又は《上昇》、《下降》スイッチを押し昇降部を移動させる。

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主電源OFF


意味
メイン電源が入っていない。

原因
① リレー基板の故障。

対処
① リレー基板の交換。

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メインケーブル未接続


意味
機械本体とメインケーブルが接続されていない 。
断線が発生。

原因
① メインケーブルの接触不良又は、断線。

対処
① メインケーブルの交換。
① 接触不良の確認。

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非常停止SW ON


意味
《非常停止》スイッチが入っている 。(押されている。)

原因
① 《非常停止》スイッチの故障。
② スイッチ配線の断線又は接触不良。

対処
① 《非常停止》スイッチの交換。
② スイッチ配線の修繕。

備考
○ 《非常停止》スイッチはオン状態で通電せず、オフ状態で通電する。(B接点)

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モータ電源 OFF


意味
手動モードでモータ電源が入っていない 。

原因
① 《モータ電源》スイッチの故障。
② リレー基板の故障。

対処
① 《モータ電源》スイッチの交換。
② リレー基板の交換。

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チャックユニット未接続


意味
チャックユニットと昇降ユニットが接続されていない。

原因
① コネクタ部への異物付着。
② ピンの変形。

対処
① 異物を取り除く。


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荷重センサ断線


意味
荷重センサからの信号がコントロールボックスまで届いていない。

原因
① メインケーブル他の接触不良。

対処
① 接触不良箇所の確認。

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昇降モータ停止(過負荷遮断)


意味
昇降モータ動作中にインバータ内部の電子サーマルが感知した。

原因
① モータへの過負荷や温度上昇が発生している。

対処
① 過負荷による異常であれば、原因を取り除き、しばらくモータを停止させ、モータ表面温度が70℃以下である事を確認してから作業を再開する。

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昇降モータ停止(回生過電圧遮断)


意味
回生エネルギーによりインバータ内部の電圧が規定値以上になった。

原因
① 下降時の動作状態が想定値を超えた。

対処
① 適正重量以上のおもりを掛けていないかを確認する。確認後《継続》スイッチを押し作業を続ける。

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E.OC1:加速中過電流遮断


意味
加速運転中に、インバータ出力電流が定格電流の約220%以上になった時、保護回路が動作し、インバータの出力を停止します。

原因
①メインケーブル他、の接触不良。
② モータ内部/配線の破断。

対処
① 接所不良箇所の確認。
② お近くの弊社・メンテナンスセンター又は、サービスセンターへ直接お問い合わせ下さい。

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E.OC2:定速中過電流遮断


意味
定速運転中に、インバータ出力電流が定格電流の約220%以上になった時、保護回路が動作し、インバータの出力を停止します。

原因
①メインケーブル他、の接触不良。
② モータ内部/配線の破断。

対処
① 接所不良箇所の確認。
② お近くの弊社・メンテナンスセンター又は、サービスセンターへ直接お問い合わせ下さい。

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E.OC3:減速、停止中過電流遮断


意味
減速中(加速中、定速中以外)に、インバータ出力電流が定格電流の約220%以上になったとき、保護回路が動作し、インバータの出力を停止します。

原因
①メインケーブル他、の接触不良。
② モータ内部/配線の破断。

対処
① 接所不良箇所の確認。
② お近くの弊社・メンテナンスセンター又は、サービスセンターへ直接お問い合わせ下さい。

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E.OV1:加速中回生過電圧遮断


意味
回生エネルギーにより、インバータ内部の主回路直流電圧が規定値以上となると、保護回路が動作して、インバータの出力を停止します。電源系統に発生したサージ電圧により動作する場合もあります。

原因
① メインケーブル他、の接触不良。
② モータ内部/配線の破断。

対処
① 接所不良箇所の確認。
② お近くの弊社・メンテナンスセンター又は、サービスセンターへ直接お問い合わせ下さい。

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E.OV2:定速中回生過電圧遮断


意味
回生エネルギーにより、インバータ内部の主回路直流電圧が規定値以上となると、保護回路が動作して、インバータの出力を停止します。電源系統に発生したサージ電圧により動作する場合もあります。

原因
① メインケーブル他、の接触不良。
② モータ内部/配線の破断。

対処
① 接所不良箇所の確認。
② お近くの弊社・メンテナンスセンター又は、サービスセンターへ直接お問い合わせ下さい。

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E.OV3:減速、停止中回生過電圧遮断


意味
回生エネルギーにより、インバータ内部の主回路直流電圧が規定値以上となると、保護回路が動作して、インバータの出力を停止します。電源系統に発生したサージ電圧により動作する場合もあります。

原因
① メインケーブル他、の接触不良。
② モータ内部/配線の破断。

対処
① 接所不良箇所の確認。
② お近くの弊社・メンテナンスセンター又は、サービスセンターへ直接お問い合わせ下さい。

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E.THT:インバータ過負荷遮断


意味
定格出力電流の150%以上の電流が流れ、かつ過電流遮断に至らない(220%以下)場合、出力トランジスタ保護のため、反限時特性で電子サーマルが動作し、インバータの出力を停止します。(過負荷耐量 150% 60s)

原因
① メインケーブル他、の接触不良。
② モータ内部/配線の破断。

対処
① 接所不良箇所の確認。
② お近くの弊社・メンテナンスセンター又は、サービスセンターへ直接お問い合わせ下さい。

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E.THM:モータ過負荷遮断


意味
過負荷や定速運転中での冷却能力低下によるモータの過熱を、インバータ内蔵の電子サーマルが感知し、Pr.9電子サーマル の設定値の85%となったときプリアラーム(TH表示)となり、規定値となると、保護回路が動作し、インバータの出力を停止します。多極モータなど特殊なモータや複数台のモータを運転する場合は、電子サーマルではモータ保護はできませんので、インバータ出力側にサーマルリレーを設けてください。

原因
① メインケーブル他、の接触不良。
② モータ内部/配線の破断。

対処
① 接所不良箇所の確認。
② お近くの弊社・メンテナンスセンター又は、サービスセンターへ直接お問い合わせ下さい。

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E.OLT:ストール防止


意味
ストール防止動作により、出力周波数が0.5Hzの値まで降下し、3s経過した場合、アラーム(E.OLT)を表示
し、インバータの出力を停止します。ストール防止動作中はOL。
リアルセンサレスベクトル制御、ベクトル制御で速度制御している場合は、トルク制限動作により、
Pr.865 低速度検出 (初期値は1.5Hz)設定値まで周波数が降下し、かつ出力トルクが Pr.874 OLTレベル
設定 (初期値は150%)設定値を超えた状態が3s経過した場合、アラーム(E.OLT)を表示し、インバータ
の出力を停止します。

原因
-

対処
① お近くの弊社・メンテナンスセンター又は、サービスセンターへ直接お問い合わせ下さい。

備考
○ モータに負荷が掛かりモータストールが発生する前の段階で表示するエラー。

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E.ECT:断線検出


意味
エンコーダ無信号。

原因
① 昇降ユニット内/スーパートルクシンクロベルトの張力不足や破断又は、プーリーが空転している。

対処
① お近くの弊社・メンテナンスセンター又は、サービスセンターへ直接お問い合わせ下さい。

備考
○ エンコーダの信号を検出する事が出来ない。

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回転モータ停止(過負荷遮断)


意味
回転モータ動作中にインバータ内部の電子サーマルが感知した。

原因
① モータへの過負荷や温度上昇が発生している。

対処
① 過負荷による異常であれば、原因を取り除き、しばらくモータを停止させ、モータ表面温度が70℃以下である事を確認してから作業を再開する。

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昇降インバータ通信異常 通信ケーブル確認


意味
インバータのエラーを取得した為、通信が正常に終了しなかった。

原因
① 通信ケーブルの異常

対処
① お近くの弊社・メンテナンスセンター又は、サービスセンターへ直接お問い合わせ下さい。

備考
○ 特にメイン基板CN20(3,4,5,6)を確認する。

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回転インバータ通信異常 通信ケーブル確認


意味
インバータのエラーを取得した為、通信が正常に終了しなかった。

原因
① 通信ケーブルの異常

対処
① お近くの弊社・メンテナンスセンター又は、サービスセンターへ直接お問い合わせ下さい。

備考
○ 特にメイン基板CN20(3,4,5,6)を確認する。

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プリンタ異常


意味
プリンタが正しく動作していない。

原因
① プリンタ後部の配線不良。
② プリンタの故障。
③ メイン基板の故障。
④ 用紙切れ。
⑤ 紙づまり。
⑥ スイッチングレギュレータの電圧不足、又は故障。

対処
① プリンタ後部の配線(コネクタ)確認。
② プリンタ交換。
③ 基板交換。
④ 用紙を補充する。
⑤ つまった紙の除去。
⑥ スイッチングレギュレータの交換。

備考
○ 応急処置として、プリンタ印字Noに設定。
○ パラメータの場所は【パラメータ設定→個別パラメータ設定→出力・表示パラメータ→試験中印字】
○ メイン基板とプリンタとの間にコネクタ基板は接続されていない。

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プリンタ異常 プリンタ用紙・READY LED確認


意味
プリンターがオンライン状態でない。
(LEDを確認できるのは旧型プリンタのみ。)

原因
① プリンタの順位待ち状態。

対処
① しばらく様子をみる。

備考
○ 旧型はμTP-581X、新型はCT-P290。

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プリンタ異常 ヘッドアップ


意味
旧型プリンタで表示する異常。


原因
① プリンタの故障。

対処
① プリンタの交換をする。

備考
○ 旧型はμTP-581X、新型はCT-P290。

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プリンタ異常 Vp電圧異常


意味
旧型プリンタで表示する異常。


原因
① プリンタの故障。

対処
① プリンタの交換をする。

備考
○ 旧型はμTP-581X、新型はCT-P290。

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プリンタ異常 ヘッド温度異常


意味
旧型プリンタで表示する異常。


原因
① プリンタの故障。

対処
① プリンタの交換をする。

備考
○ 旧型はμTP-581X、新型はCT-P290。

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プリンタ異常 ステータス受信異常 (旧型プリンタ)


意味
旧型プリンタ:プリンタの通信が正しく行われていな
          い状態。(三栄電機製)



原因
旧型プリンタ:① プリンタ後部の配線不良。
② プリンタの故障。
③ メイン基板の故障。

対処
① 旧型プリンタ:通信線配線不良確認。

備考
○ 旧型はμTP-581X、新型はCT-P290。
○ パラメータ値が初期化されるとプリンタ設定も初期化される。

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プリンタ異常 ステータス受信異常 (新型プリンタ)


意味
新型プリンタ:新型プリンタには該当しない異常
          (シチズン製)
          パラメータ設定が初期値(旧型)の場合、
          異常を検出する。

原因

① 新型プリンタ:制御BOXパラメータ設定が旧型プ
リンタのままとなっている。

対処
① 新型プリンタ:パラメータ設定で新型プリンタ(CT290)を選択する。

備考
○ 旧型はμTP-581X、新型はCT-P290。
○ パラメータ値が初期化されるとプリンタ設定も初期化される。

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[CANキー] 試験中印字を中止し試験継続


意味
試験中にプリンタ異常が発生した。
[CANキー]を押すと、この試験中の印字を中止して試験を進める。
次の試験は印字を行う。

原因
① プリンタエラーが試験中に発生した。(複数のエラー種類あり。)

対処
① お近くの弊社・メンテナンスセンター又は、サービスセンターへ直接お問い合わせ下さい。

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コンパクトフラッシュ異常


意味
コンパクトフラッシュにデータが書き込めない。

原因
① コンパクトフラッシュが正しく挿入されていない。
② コンパクトフラッシュのフォーマット形式が違う。
③ コンパクトフラッシュの異常、故障。
④ コンパクトフラッシュの仕様が違う。
⑤ コネクタ基板の故障。
⑥ メイン基板の故障。

対処
① 正しく奥まで挿入する。
② フォーマットする。(FAT16 32MB以上。)
③ コンパクトフラッシュを交換する。
④ 日東で動作確認済みモデルを使用する。
⑤ コネクタ基板のピンが曲がってないかを確認する。
⑤ コネクタ基板を交換する。
⑥ メイン基板を交換する。

備考
○ まれに動作しないコンパクトフラッシュがある。(相性の問題。)


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コンパクトフラッシュ異常 ファイルが開けない


意味
コンパクトフラッシュドライバのエラー。

原因
-

対処
① お近くの弊社・メンテナンスセンター又は、サービスセンターへ直接お問い合わせ下さい。

Top

コンパクトフラッシュ異常 書込み失敗


意味
コンパクトフラッシュドライバのエラー。

原因
-

対処
① お近くの弊社・メンテナンスセンター又は、サービスセンターへ直接お問い合わせ下さい。

Top

コンパクトフラッシュ異常 ディレクトリが作成できない


意味
コンパクトフラッシュドライバのエラー。

原因
-

対処
① お近くの弊社・メンテナンスセンター又は、サービスセンターへ直接お問い合わせ下さい。

Top

コンパクトフラッシュ異常 ドライブが作成できない


意味
コンパクトフラッシュドライバのエラー。

原因
-

対処
① お近くの弊社・メンテナンスセンター又は、サービスセンターへ直接お問い合わせ下さい。

Top

コンパクトフラッシュ異常 不正なFAT構造


意味
コンパクトフラッシュドライバのエラー。

原因
-

対処
① お近くの弊社・メンテナンスセンター又は、サービスセンターへ直接お問い合わせ下さい。

Top

コンパクトフラッシュ異常 メディアがセットされていない


意味
コンパクトフラッシュドライバのエラー。

原因
-

対処
① お近くの弊社・メンテナンスセンター又は、サービスセンターへ直接お問い合わせ下さい。

Top

コンパクトフラッシュ異常 ファイル名が不正


意味
コンパクトフラッシュドライバのエラー。

原因
-

対処
① お近くの弊社・メンテナンスセンター又は、サービスセンターへ直接お問い合わせ下さい。

Top

コンパクトフラッシュ異常 フォーマットできません


意味
コンパクトフラッシュドライバのエラー。

原因
-

対処
① お近くの弊社・メンテナンスセンター又は、サービスセンターへ直接お問い合わせ下さい。

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チャック開異常 チャックを閉じる


意味
試験中にチャックが開いた。

原因
① 試験中にスリーブ(円盤状の部品)が下へ下がった状態になっている。
② 近接センサ(開閉)の異常。
③ メインケーブルの接触不良又は、断線。
④ チャックユニット→昇降ユニット間/ストレートプラグの所で接所不良が発生している。

対処
① 通常の試験方法にてロッドを取付け、貫入試験を続ける。
② 近接センサ(開閉)の交換。
③ メインケーブルの交換。
③ 接触不良の確認。
④ 昇降ユニットのソケットコンタクトが奥に引っ込んでいないかを確認する。

備考
○ 異常が無い状態でも、表示するメッセージ。表示するタイミング等がおかしくなって初めて、確認が必要。
○ 昇降ユニットのソケットコンタクトが奥に引っ込んでいたら、応急処置として、ラジオペン等で引っ張る。

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チャック閉異常 チャックを開く


意味
試験中のロッド継ぎ足し→チャッキング位置移動時にチャックが閉じた。

原因
① ロッドが接続されていない。
② 近接センサ(開閉)の異常。
③ メインケーブルの接触不良又は、断線。
④ チャックユニット→昇降ユニット間/ストレートプラグの所で接所不良が発生している。

対処
① ロッドを取り付ける。
② 近接センサ(開閉)の交換。
③ メインケーブルの交換。
③ 接触不良の確認。
④ 昇降ユニットのソケットコンタクトが奥に引っ込んでいないかを確認する。

備考
○ 昇降ユニットのソケットコンタクトが奥に引っ込んでいたら、応急処置として、ラジオペン等で引っ張る。

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昇降モータストール


意味
昇降部が上昇出来ない。

原因
① モータへの過負荷や温度上昇が発生している。

対処
① 過負荷による異常であれば、原因を取り除き、しばらくモータを停止させ、モータ表面温度が70℃以下である事を確認してから作業を再開する。

備考
○ 位置検出用エンコーダの不具合又は出力不良。
○ 上昇の命令を掛けているのに、3秒以上昇降ユニットの位置が変化しない。

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回転モータストール(1)


意味
回転モータが回転出来ない。

原因
① モータへの過負荷や温度上昇が発生している。


対処
①過負荷による異常であれば、原因を取り除き、しばらくモータを停止させ、モータ表面温度が71℃以下である事を確認してから作業を再開する。

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回転モータストール(2)


意味
回転モータは回転しているが、近接スイッチ(回転)が動作していない。

原因
① 接触不良。チャックユニット→昇降ユニット間。
① 接触不良。昇降ユニット→メインケーブル→コントローラ間。
② 近接スイッチ(回転)が故障。
② 激しく雨水がチャックユニットへ掛かってしまった為、ショートし近接スイッチ(回転)が故障してしまった。

対処
① 接触不良が無いかを確認する。
② 近接スイッチ(回転)を交換する。 

備考
○ 特にLS4(18番ピン)の動作を確認する。

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水平確認まで移動できない


意味
試験準備中に水平確認位置まで昇降部が下降出来なかった。

原因
-

対処
① お近くの弊社・メンテナンスセンター又は、サービスセンターへ直接お問い合わせ下さい。

Top

0位置まで移動できない


意味
試験準備中に0位置(試験開始位置)まで自動で下降しようとしたが昇降部が下降できなかった。

原因
-

対処
① お近くの弊社・メンテナンスセンター又は、サービスセンターへ直接お問い合わせ下さい。

Top

試験開始位置移動異常


意味
メッセージとして用意しているが表示されることはない。

原因
-

対処
① お近くの弊社・メンテナンスセンター又は、サービスセンターへ直接お問い合わせ下さい。

Top

0位置異常


意味
試験準備中に0位置(試験開始位置)まで手動で下降させ[継続]を押したが、下降位置がパラメータの0位置未満であった。

原因
-

対処
① お近くの弊社・メンテナンスセンター又は、サービスセンターへ直接お問い合わせ下さい。

Top

くぼみ量異常 くぼみ量は0以上に設定


意味
試験準備中にくぼみ位置まで昇降部を移動させ《継続》スイッチを押したが、下降位置が0位置未満であった。

原因
-

対処
① お近くの弊社・メンテナンスセンター又は、サービスセンターへ直接お問い合わせ下さい。

Top

おもり確認


意味
メッセージとして用意しているが表示されることはない。

原因
-

対処
① お近くの弊社・メンテナンスセンター又は、サービスセンターへ直接お問い合わせ下さい。

Top

ウォームアップ移動異常


意味
試験準備またはウォームアップサブプログラムでウォームアップを実行した時に、設定時間内に上限または下限に到達しなかった。

原因
-

対処
① お近くの弊社・メンテナンスセンター又は、サービスセンターへ直接お問い合わせ下さい。

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バッテリ注意 充電する


意味
バッテリ容量が少なくなりました。
バッテリの電圧が2.4V以下になった。

原因
① バッテリの放電と充電、良いバランスが保てなくなった。

対処
① メイン電源をONし充電する。

備考
○ 2.6V以上 → フル充電。
○ 2.4V以下 → 充電してください。
○ 2.2V以下 → 直ちに充電してください。
○ 2.0V以下 → 内部データが消去されている可能性があります。

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バッテリ不足 充電する


意味
バッテリの電圧が2.2V以下になった。

原因
① 電源を入れていなかった。

対処
① 直ちに充電する。

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バッテリ不足 直ちに充填する


意味
バッテリの電圧が2.0V以下になった。

原因
① 電源を入れていなかった。
② バッテリが外れている。

対処
① 直ちに充電する。
② バッテリの接続確認。

Top

バッテリ異常


意味
メッセージとして用意しているが表示されることはない。

原因
-

対処
① お近くの弊社・メンテナンスセンター又は、サービスセンターへ直接お問い合わせ下さい。

Top

カムクラッチ検出センサ異常


意味
上昇中にカムクラッチセンサがOFF又は、ON状態のまま変化しなかった。

原因
① メインケーブル他の接触不良。
② カムクラッチ検出センサの故障。



対処

① 接触不良箇所の確認。
② カムクラッチ検出センサを交換する。


備考
○ カムクラッチ2回転分のセンサ状態が変化しない場合に表示。

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荷重センサチェック異常 荷重センサに力を加えないでください


意味
荷重センサから出力される値が正常値でない。
荷重センサチェック時(試験準備、荷重校正等)に荷重センサの値がオフセット調整できる範囲を超えている。

原因
① 試験開始前からロッドを取り付けてしまった。
② 荷重センサの故障。

対処
① ロッドを取り外して、再度試験を開始する。
② お近くの弊社・メンテナンスセンター又は、サービスセンターへ直接お問い合わせ下さい。

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中止SW ON


意味
試験準備/試験中に《中止》スイッチが押された。

原因
-

対処
① お近くの弊社・メンテナンスセンター又は、サービスセンターへ直接お問い合わせ下さい。

Top

自動SW選択異常 手動に戻す


意味
試験準備中に[自動]に切り替えた。

原因
-

対処
① お近くの弊社・メンテナンスセンター又は、サービスセンターへ直接お問い合わせ下さい。

Top

手動SW選択異常 自動に戻す


意味
試験準備/試験中に[手動]に切り替えた。

原因
-

対処
① お近くの弊社・メンテナンスセンター又は、サービスセンターへ直接お問い合わせ下さい。

Top

データ領域注意


意味
データ領域の残りが1.5%以下になった。(回転貫入のみで75m分)

原因
-

対処
① お近くの弊社・メンテナンスセンター又は、サービスセンターへ直接お問い合わせ下さい。

Top

データ領域不足


意味
データ領域の残りが0.3%以下になった。(回転貫入のみで15m分)

原因
-

対処
① お近くの弊社・メンテナンスセンター又は、サービスセンターへ直接お問い合わせ下さい。

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データ領域なし


意味
コントローラ内部のデータメモリ容量が無くなった。

原因
① メモリ内にデータが沢山入っている。

対処
① データの転送し、不要なデータの削除する。

備考
○ データ領域なしのメッセージが表示された場合は試験を開始、又は継続する事が出来ない。
○ 試験中はデータを削除出来ない。
○ 一度削除したデータは復元出来ない。

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ウォームアップ時 回転速度異常(99.99rpm)


意味
試験準備のウォームアップで回転速度を計測したが、回転速度が異常であった。
毎分あたりのチャック軸回転数が正常値でない。

原因
① 電源等、動作環境の変化により、回転数が変化してしまった。
② モータの劣化により、回転数が変化してしまった。

対処
① ロッド回転調整を実施する。
② モータを交換する。

備考
○ プログラムのVer.により設定変更出来ない場合がある。
○ パラメータの場所は【サブプログラム→設定・調整→ロッド回転速度調整】
○ SS仕様とSDS仕様で設定場所が独立している。それぞれ調整する必要がある。

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パラメータ異常 正常に試験できない場合があるので パラメータを初期化してください 異常が続く場合バッテリを確認して下さい


意味
パラメータの内容が設定範囲外。

原因
① メイン基板の故障。
① メイン基板の誤動作。

対処
① メイン基板の交換又は、パラメータを再設定する。

備考
○ [YES]キーで初期化実行した場合は必ず、パラメータの再設定が必要。
○ 起動時に表示するエラー。

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パラメータが初期化されています 現在の設定は初期値です


意味
起動時にパラメータが初期値の場合。

原因
-

対処
① お近くの弊社・メンテナンスセンター又は、サービスセンターへ直接お問い合わせ下さい。

備考
○ 起動時に表示するエラー。

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カムクラッチの異常を検出しました サブプログラムの 「カムクラッチ動作確認」 を行ってください


意味
起動時に表示。
昇降部上昇中にドグを2回検出しなかった。

原因
① カムクラッチの故障。
② 内部ギヤの摩耗等による動作不良。
③ 内部駆動部の動作(バネ)不良。

対処
① 必要部部品を交換する。
② 接触不良箇所の確認。
③ 《試験終了》スイッチを20秒間押し続けてバネを元の位置へ復帰させる。

備考
○ 起動時に表示するエラー。
○ カムクラッチ1回転で2回検出。

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トルクセンサ断線


意味
トルクセンサからのメイン基板への入力電圧が1V以下になった。
(2-10V入力)

原因
-

対処
① お近くの弊社・メンテナンスセンター又は、サービスセンターへ直接お問い合わせ下さい。

備考
○ SDSチャックユニットに関するエラー。

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昇降部位置異常


意味
昇降部の移動位置が正常範囲から外れた。

原因
① センサの動作不良。

対処
① センサの交換。
① センサとドクの位置関係を確認し、適正でない場合は修正する。
① センサに異物が付着していたら、取り除く。

備考
○ SDSチャックユニットに関するエラー。

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昇降部上昇異常


意味
昇降部を下降さえる指令を出したが、昇降部が上昇した。

原因
① おもりを掛けずに動作させた。

対処
① おもりを掛ける。

備考
○ SDSチャックユニットに関するエラー。

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パラメータを初期化してください


意味
パラメータの内容が異常。

原因
① メイン基板の故障。
① メイン基板の誤動作。

対処
① メイン基板の交換又は、パラメータを再設定する。

備考
○ [YES]キーで初期化実行した場合は必ず、パラメータの再設定が必要。
○ SDSチャックユニットに関するエラー。

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コントローラ


LCDカラー表示器が表示しない。


意味
電源を入れてもLCDカラー表示器が表示しない。

原因
① LCDカラー表示器の故障。
② LCDカラー表示器とFFCケーブル間の接触不良。
③ FFCケーブルの断線。(折り曲り。)
④ プログラムが動作していない。

対処
① LCDカラー表示器を交換する。
② 一度FFCケーブルを取り外し、接触不良がないかを確認する。
③ FFCケーブルを交換する。
④ メイン基板を交換する。

備考
○ 【FFCケーブル】白色で長さが約30センチ、厚みがかなり薄い為に、破断や折れ曲がる危険性がるので、取扱いには十分注意する。
○ 各スイッチが実装されている操作盤を、勢い良くコントローラから持ち上げると、FFCケーブルやLCDカラー表示器を破損させる危険性がある。
○ 電源スイッチをONした時にブザーが吹鳴する事も、要確認。

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スイッチ、テンキー が動かない、誤動作する、反応が遅い。


意味
スイッチの故障、配線異常。
テンキーの故障、配線異常。
メイン基板の故障。

原因
① スイッチ、テンキーの故障、配線の異常。
② メイン基板の故障。
③ 雨水浸入。

対処
① キーテストプログラム実施確認。
① スイッチ、テンキーの交換、配線の修繕。
② メイン基板の交換。
③ 雨水を取り除き、後日必要部品を交換する。

備考
○ モータが動作しない時は、スイッチ、テンキー以外に原因があることもある。
スイッチとテンキーは連動しているため、どちらかが故障すると全て、またはいずれかのスイッチが動作しなくなったり、誤動作することがある。
テンキー配線を一時的に抜き、スイッチのみの動作確認可能。
○ ③ 雨水浸入が原因である場合、雨水を取り除いた後、普及しても後日腐食が進行し再発する可能性がある。

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プリンタ用紙は出てくるが、印字されていない。


意味
-

原因
① 用紙の挿入方向が違う。
② サーマルプリントヘッドの故障。

対処
① 用紙の挿入方向を正しくする。
② プリンタを交換する。

備考
○ ① 感熱紙で片面しか印字出来ない。


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プリンタを交換しようとしたが配線形状(板金含む)が異なり接続出来ない。


意味
-

原因
① プリンタ種類が2種類存在し、それぞれの回線形状(板金含む)が異なる

対処
① お近くの弊社・メンテナンスセンター又は、サービスセンターへ直接お問い合わせ下さい。

備考
○ 旧型はμTP-581X、新型はCT-P290

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試験中にプリンタが印字しない。


意味
-

原因
① プリンタ印字設定がNoになっている。

対処
① コントローラパラメータの試験中印字をYesに設定

備考
○ パラメータの場所は【パラメータ設定→個別パラメータ設定→出力・表示パラメータ→試験中印字】

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印字された文字がブロック状に化けている。


意味
-

原因
① FPGAプログラムのVer.により、文字が化ける物がある。

対処
① FPGAプログラムのVer.UPを行う。

備考
○ FPGAプログラムのVer.UPはコンパクトフラッシュでは出来ない。

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SDSのデータが暗号化されて確認が出来ない。


意味
-

原因
① プログラムのVer.により、暗号化する物としない物がある。

対処
① プログラムのVer.をダウングレードする。

備考
○ 暗号化しているとデータの状態、更には印刷した状態でも確認する事は出来ない。

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プリンタ交換後に動作しなくなった。


意味
-

原因
① コネクタの差し込み不良。
② プリンタ用紙の挿入不良。
③ プリンタ交換(型式変更)時のパラメータ設定変更忘れ。

対処
① コネクタの差し込みを確認する。
② プリンタ用紙の挿入を確認する。
③ プリンタ(型式)に合ったパラメータ設定へ変更する。

備考
○ プログラムのVer.により設定変更出来ない場合がある。
○ パラメータの場所は【パラメータ設定→メモリスイッチ1設定→No.1は 1 μTP-581X又は、2 CT-P290】
○ パラメータがμTP-581XでプリンタがCT-P290の場合、ステータス受信異常が出る。
○ パラメータがCT-P290でプリンタがμTP-581Xの場合、動作はするが印字間隔が広くなる。

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プリンタERRORランプ点灯。


意味
-

原因
-

対処
① プリンタを初期化する。(FEEDボタンを押しながら電源をオンする)

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微振動し異音を発生させながら、かなりゆっくり上昇する。


意味
-

原因
① インバータの故障。

対処
① インバータの交換。

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入電ランプがつかない メイン電源がつかない。(ONしない)、 落ちる(OFFする)


意味
-

原因
① コントローラに電源が供給されていない。
② コントローラ電源ケーブル及び電源プラグの異常。
③ ブレーカーがOFFしている。

対処
① コンセント、発電機などからコントローラに電源が供給されているかを確認する。
② 電源ケーブルが断線していないかを確認する。
② 電源プラグの中で断線又は、ショートしていないかを確認。

備考
○ ②の使用工具はプラスドライバー、テスター、絶縁テープ、ワイヤーストリッパー(ニッパー代用)など。
○ 使用している電源に他機器を接続して確認。
○ ブレーカのテストボタンで確認。
○ プレーカがOFFする場合は、過電流又は漏電の可能性有り。

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メインケーブルを接続した際にしっかり固定出来ない。(接触不良が起きる。)


意味
-

原因
① 角型コネクタ ハウジングが破損(特にピン)している。
② 角型コネクタ インサート(オス)が変形(破損)している。

対処
① 角型コネクタ ハウジングを交換する。
② 角型コネクタ インサート(オス)を交換する。

備考
○ メインケーブル側のロックレバー摩耗が原因のケースも有り。
○ インサート(オス)の不具合で外傷は無くても、分解点検を行うと、結合部が分かれてしまっている場合がある。

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昇降ユニット


上昇、下降しない。


意味
《上昇》、《下降》スイッチを押しても動かない。

原因
① 《上昇》、《下降》スイッチの故障。
② スーパートルクシンクロベルトの張力が適正値でない。
③ モータ端子台のカバーが変形し雨水が浸入している。
④ 内部のギヤ摩耗。
⑤ インバータの故障。
⑥ カムクラッチの経年劣化。
⑦ メインケーブルの接触不良。

対処
① スイッチを交換する。
② スーパートルクシンクロベルトの張力調整又は、交換。
③ 雨水を取り除く。
④ メインケーブルを外した状態で、スプロケットが手で軽く下向きに回転するかを確認する。
④ 内部のギヤを交換する。
⑤ インバータを交換する。
⑥ カムクラッチを交換する。
⑦ 接触不良箇所の確認。

備考
○ ③ 雨水浸入が原因である場合、雨水を取り除いた後、普及しても後日腐食が進行し再発する可能性がある。

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上昇、下降時カウント量が変化しない。


意味
-

原因
① エンコーダの故障。
② 上限センサ又は、下限センサの故障。
③ メインケーブルの接触不良。

対処
① エンコーダを交換する。
② 上限センさ又は、下限センサを交換する。
③ 接触不良箇所の確認。

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昇降時に異音が発生する。


意味
-

原因
① スーパートルクシンクロベルトの張力が適正値でない。
② モータブレーキの故障。

対処
① スーパートルクシンクロベルトの張力調整又は、交換。
② 昇降モータを交換する。

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移動量(D=)表示が変わらない。


意味
-

原因
① 移動量センサの動作異常。
② 上限センサ、下限センサの故障。
③ メイン基板の故障。
④ メインケーブルの接触不良。


対処
① 移動量センサの断線、短絡確認。
① 移動量センサ故障確認。
② 上下限センサの故障確認。
② 上下限センサ配線の断線確認。
② 上下限センサの距離、取付具合確認。
③ メイン基板の交換。
④ 接触不良箇所の確認。

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正常作動せず、エラーが多数出る。


意味
-

原因
① 昇降ユニット→チャックユニット間/ボックスレセプタクルの所で接所不良が発生している。
② メインケーブルの接触不良。

対処
① ソケットコンタクトが奥に引っ込んでいないかを確認する。引っ込んでいたら、ラジオペン等で引っ張る。
② 接触不良箇所の確認。

備考
○ チャックユニット側で接触不良が発生している可能性もある。
○ ラジペン等で引っ張り、修繕を行っても、再度同不具合が発生する場合は、必要部品を交換する。

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メインケーブル接続時にしっかり固定出来ない。(接触不良が起きる)


意味
-

原因
① 角型コネクタ ハウジングが破損(特にピン)している。
② 角型コネクタ インサート(メス)が変形(破損)している。

対処
① 角型コネクタ ハウジングを交換する。
② 角型コネクタ インサート(メス)を交換する。

備考
○ メインケーブル側のロックレバー摩耗が原因のケースも有り。

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チャックユニット


荷重センサ異常


意味
荷重センサから出力されている値が正常値でない。

原因
① 荷重チェック時にロッドを取り付けた状態で行ってしまった。
② アルミボックスが破損し、雨水や異物が侵入。
③ チャック軸ASSY内部にて断線が発生している。
④ 埋設管等の空洞がある場所を測定した為。
⑤ 荷重センサの故障。

対処
① ロッドを取り外して、再度荷重チェックを実施する。
② アルミボックスの交換、必要であれば、トルクアンプ基板も交換。
③ 必要部品の交換と調整が必要。
④ 空洞が無い場所を再度測定する。
⑤ お近くの弊社・メンテナンスセンター又は、サービスセンターへ直接お問い合わせ下さい。

備考

○ トルクアンプ基板の交換時には、必ず調整作業が必要。
○ アルミボックスの設置位置はおもりとチャック軸の間。

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チャック開閉センサ異常


意味
-

原因
① 近接スイッチ(開閉)の故障。
② 接触不良。チャックユニット→昇降ユニット間。
② 接触不良。昇降ユニット→メインケーブル→コントローラ間。

対処
① 特に近接スイッチ(開閉)先端部に打痕が無いかを確認する。
① 近接スイッチ(開閉)の根本付近が、スリーブ(円盤状の部品)を近づけた時に緑色に光り、遠ざけた時に何も光らなくなるかを確認し、駄目なら交換。
② 接触不良が無いかを確認する。

備考
○ 近接スイッチ(開閉)の壊れ方で、スリーブを遠ざけた時にも緑色が点灯したままのケースがある。

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SDSチャックユニット/モータの回転が遅く、モータ過負荷で止まる。


意味
モータのブレーキが解放出来ず、効いたままになっている。

原因
① メインケーブル他、の接触不良。
② モータの故障。

対処
① 接所不良箇所の確認。
② モータを交換する。

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正常作動せず、エラーが多数出る。


意味
-

原因
① チャックユニット→昇降ユニット間/ストレートプラグの所で接所不良が発生している。

対処
① ソケットコンタクトが奥に引っ込んでいないかを確認する。引っ込んでいたら、ラジオペン等で引っ張る。

備考
○ 昇降ユニット側で接触不良が発生している可能性もある。
○ ラジペン等で引っ張り、修繕を行っても、再度同不具合が発生する場合は、必要部品を交換する。

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チャックからロッドが外れる。


意味
-

原因
① チャック部に泥などの汚れあり。
② ロッド溝と鋼球の寸法が合わなくなっている。
③ 機械の水平が出ていない。
③ ロッドが曲がっている。
④ 打撃モード以外で打撃している。

対処
① チャック部の掃除。
② 鋼球の摩耗確認、交換。
② チャックスリーブ内側摩耗確認、入替、交換。
② チャック軸鋼球位置の摩耗確認、交換。
② 当社以外のロッドを使用されていないか確認。
③ 機械とロッドの水平、直角をだす。
④ 打撃モード時に打撃する。

備考
○ 直径15mmの金属製丸棒にて鋼球の摩耗チェックを行う事が出来る。

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モータから「シャー」という異音がする。


意味
-

原因
① モータファンがファンカバーに当たっている

対処
① モータファン又はファンカバーの交換。

備考
○ ファンカバーの取付けビスは特殊な形状。
○ モータファンの交換には軸用Cリング抜き(中サイズ)と極短プラスドライバーが必要。

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ロッドがチャック部に噛みこんだり、逆に緩くしか固定出来ない。


意味
-

原因
① 鋼球の摩耗。
② スリーブ側の鋼球当たり面/摩耗。

対処
① 鋼球の交換。
② スリーブの交換。

備考
○ 著しく鋼球が摩耗したままで使用すると、噛みこんだまま取り外しが、出来なくなる事がある。
○ 鋼球の摩耗具合を簡易的にマジック等で確認する事が出来る。

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SDSチャックユニットでロッド継ぎ足し時にスリーブ(円盤状の部品)を上へ上げていても、『チャックを閉じて下さい』のエラーが出る。


意味
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原因
① スリーブフランジの形状が標準チャックユニットと異なり、完全な円形で無い為、回転停止位置によっては、近接スイッチ(開閉)が感知しない場合がある。

対処
① 近接スイッチ(開閉)が感知する所でロッド継ぎ足しを行う。

備考
○ 鋼球を交換する際に、スリーブフランジの形状が完全な円形のままでは、上方向に取り外しが出来ないので、追加加工を行っている。

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回転させると下の方から、『シャラシャラ』と音がする。


意味
-

原因
① ローラチェーンのリンク部が摩耗、伸びてしまい、チャックユニット下カバーと干渉している為、音が発生。

対処
① ローラチェーンを交換する。

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SDSチャックユニットで測定時にトルクがずれる。


意味
-

原因
① SDSチャックユニット/内部部品の経年変化。


対処
① 『SDSトルク確認』を実施する。
① お近くの弊社・メンテナンスセンター又は、サービスセンターへ直接お問い合わせ下さい。

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チャックユニットが正常作動しない。


意味
-

原因
① チャックユニット→昇降ユニット間/ストレートプラグの所で接所不良が発生している。

対処
① ストレートプラグ内にボックスレセプタクル(昇降ユニット側)の内部部品が外れて入り込んでしまい、奥まで接続出来ていない。

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メインケーブル


昇降ユニット、コントローラへ接続時にしっかり固定出来ない。


意味
-

原因
① ロックレバーの摩耗。

対処
① ロックレバーを交換する。

Top

接触不良が起きる。


意味
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原因
① メスコンタクト又はオスコンタクトが変形している。
② 角型コネクタ インサート(オス)又は角型コネクタ インサート(メス)が変形(破損)している。

対処
① メスコンタクト又はオスコンタクトを交換する。
② 角型コネクタ インサート(オス)又は角型コネクタ インサート(メス)を交換する。

備考
○ メスコンタクト又はオスコンタクトの不具合で外傷は無くても、分解点検を行うと、結合部が分かれてしまっている場合がある。
○ メスコンタクト又はオスコンタクト交換には特殊工具が必要。
○ 角型コネクタ インサート(オス)又は角型コネクタ インサート(メス)交換には特殊工具が必要。

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スタンドユニット


移動時に走行しづらい。


意味
-

原因
① タイヤの空気量が不十分。
② タイヤの残り溝が少なく、特に泥地でスリップする。
③ ホイール中心部と車輪スライドユニット/軸間の滑りが悪い。
④ ホイール中心部と車輪スライドユニット/軸、双方の摩耗又は、固着。

対処
① タイヤに空気を入れる。
② タイヤを交換する。
③ 間に入りこんでいる、残土等を取り除き、回転部分と軸に注油する。
④ タイヤ又は、車輪スライドユニットを交換する。

備考
○ 空気注入用バルブ種類は『米式』で、自動車やオートバイと同じ方式となっている。
○ 空気圧は冷間時で198Kpa(2.0kgf/cm2)。
○ 弊社では交換用タイヤ(ホイール付き)の販売は行ってますが、チューブやタイヤのみの販売は行ってません。

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コラム固定ボルトが回しにくい。


意味
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原因
① ネジ込み部に異物が付着している。
② コラム固定ボルト/六角レンチ挿入穴の摩耗。

対処
① 異物を除去し、必要であれば少量注油する。
② コラム固定ボルトを交換する。

備考
○ コラム固定ボルトの六角レンチ挿入穴が著しく摩耗している場合は、六角レンチを溶接にて締結し取り外す方法がある。但し、実施条件に難あり。

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平坦地でも設置状況が安定しない。


意味
-

原因
① ベースフレームが変形又は摩耗している。
② 車輪スライドユニットの取付け方及び、引出し位置がおかしい。

対処
① ベースフレームを交換する。
② 車輪スライドユニットを正しく取り付ける。

備考
○ 応急的に木片等を地面とベースフレームの間に挟む。

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載荷台ユニット


昇降時に異音が発生する。


意味
-

原因
① カムフォロアが摩耗又は、固着している。
② 載荷台ユニットに異物が付着してる。

対処
① カムフォロアを交換する。
② 異物を取り除く。

備考
○ カムフォロアは荷重に大きく係わる部品なので、こまめに清掃を実施し、必要であれば早目の交換が望ましい。

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コラムユニット


コラム固定ボルトを締めこんでも、コラムユニットがガタつく。


意味
-

原因
① コラム固定金具の摩耗。
② コラムユニット内面への異物付着や、変形などで規定寸法から外れている。

対処
① コラム固定金具を交換する。
② 異物を取り除く。
② お近くの弊社・メンテナンスセンター又は、サービスセンターへ直接お問い合わせ下さい。

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全体


ジオカルテが正常作動しない。


意味
-

原因
① 供給電源容量不足。

対処
① コードリールを間に接続せず、直接接続をする。
① 発電機や電源中継器具の点検と容量確認を行う。
① 発電機を使用せず、家庭用電源へ繋いで動作するかを確認する。
① 発電機を交換する。

備考
○ 発電機については、インバータ制御の物で無いと、正常動作しない。
○ 発電機については、規定の容量以上が必要。
○ 各所ポイントを本トラブルシューティングを用いて点検する。

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ユニット固定ボルトが六角レンチで回せない。


意味
-

原因
① ユニット固定ボルト先端部の摩耗。
① ユニット固定ボルト/六角レンチ挿入穴の摩耗。
② ユニット固定ボルト/六角レンチ挿入穴への泥つまり。
③ 六角レンチの摩耗。

対処
① ユニット固定ボルトの交換。
② ユニット固定ボルト/六角レンチ挿入穴の清掃。
③ 六角レンチを交換する。

備考
○ ユニット固定ボルトの交換には軸用Cリング抜き(中サイズ)と六角レンチが必要。

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セルフテスト→センサテストを実施したがセンサ異常が出た。


意味
-

原因
① 各センサの故障。
② メインケーブル他の接触不良。
③ 各センサ先端部に異物が付着している。
④ 各ユニットの固定状態が不十分な為に、センサと検知するドグの位置や角度が不適切な状態になっている。


対処
① 各センサを交換する。
② 接触不良箇所の確認。
③ 異物を取り除く。
④ ユニット固定ボルト等の締結状態を確認し不十分な場合は、一度分解し再度組み付けを行う。

備考
○ セルフテスト開始から終了まで時間が掛かり過ぎると、正常な機械でも異常な結果が出る場合があるので、テスト時間を気にしながら、再度セルフテストを実施する。

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