波形とは、下図のようにねじを締付けたときのトルク値の推移を表します。
この機能は、単に締付結果を示すだけでなく、設定したトルク波形範囲と実際の締付けトルク波形を比較し、締付け結果の合否判定をする機能です。
これによりトルクだけでは判定できなかった締付不良を発見します。
OKとNGの波形比較。両者の違いを瞬時に比較、解析することにより、検出を実現。
指定区間に対して基準波形をもとに上下限値波形を設定し、その上下限値波形に囲まれたエリアに対し通過判定を行います。
波形処理はリアルタイムで行い、締付トルクがエリアを外れた場合はその場で締付を停止します。
波形処理による締付トルク波形の合否判定に加えて、毎回の締付け結果や波形データを保存することができます。
不良発生時には、原因解析につながります。