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【流量計の基本②】流量計の種類って?~その②「質量流量計」編~仕組みや原理を解説!

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流量計は、石油化学、薬品、食品、電力、自働車、機械装置など、さまざまな分野で活躍しています。

日東精工では、お客様の多種多様なご要望にお応えするため、あらゆるタイプの流量計を取り揃えています。

今回は、日東精工の流量計のラインナップから、「質量流量計 クリーンフロー®についてご紹介します!



●質量流量計 クリーンフロー®とは?

「質量流量」とは、流れる流体の質量を示す量です。
質量流量計「クリーンフロー®」は、コリオリの原理により生じる計測チューブの位相差を検出
することにより、質量流量をダイレクトに計測する高性能・高信頼性を実現した質量流量計です。
質量流量計測と同時に、密度・体積流量・温度計測も可能です。


流体の質量流量を測定するための方法で、流体が振動する管(計測チューブ)を
通過する際に発生する「コリオリ効果を利用しています。

※コリオリ効果とは・・・
 コリオリの力
またはコリオリ力とは、回転している場所の中で物体が動くときに働く
 「見かけの力」のことです。
 物体は、実際にはまっすぐ進んでいますが、回転している場所から見ると
 左右に曲がって進むように見えます。
 地球は自転しているため、地球上で動く物体は、まっすぐ進んでいるつもりでも、
 見かけ上は進む方向が曲がってしまいます。
 このように、曲がって見える原因となる力が「コリオリの力」です。
 また、コリオリの力によって、物体の進む方向が曲がって見える現象のことを
 「コリオリ効果」といいます。
 地球の自転によって、風や海流が曲がるのもこの効果によるものです。



以下に、質量流量計における計測原理をわかりやすく説明します。

・流体が流れるための管(計測チューブ)は、電動コイルの駆動により振動を始めます。
 この振動している管(計測チューブ)の中を流体が流れると、流体の質量と密度に応じて
 計測チューブがねじれるように変形します。
 流体の質量が多いほど、計測チューブの変形が大きくなるため、変形量をセンサで測定
 することで、流体の質量流量を算出します。


質量流量計は、食品液、塗料、化学液・薬品、石油類、純水、水・温水など、
各種流体の計測管理や制御に最適です。
船舶、化学プラント、食品工場、自動車など、幅広い分野で活躍しています。

また、危険場所(石油、化学などのプラントや工場など、可燃性の液体や気体を扱う場所)での
使用が可能な国内防爆仕様も新たにラインナップに追加しました。


★日東精工の質量流量計「クリーンフロー®」の詳細はこちら
(クリックすると製品情報ページが開きます)



日東精工では、お客様の多種多様なご要望にお応えするため、
あらゆるタイプの流量計を取り揃えています!

☆流量計製品紹介動画:


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☆その他、流量計についての基礎知識はこちら

 

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