ねじ締めドライバ「NXドライバ SD600T」を新発売

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2016/12/08

 ~高速・高精度・高機能を追求した新シリーズをラインアップ~ 

 

ねじ締めドライバ「NXドライバ SD600T」を新発売

■はじめに

 

 日東精工株式会社(代表取締役社長:材木正己、本社:京都府綾部市井倉町梅ヶ畑20、東証一部上場、

URL:https://www.nittoseiko.co.jp/)は、2002年にトルクセンサ内蔵のねじ締めドライバを発売以来、自動車、電機

などの産業分野に高い評価をいただいてまいりました。この度、さらなる性能向上のニーズを受けて開発に取り組み、

NXドライバの新シリーズとなるSD600T(コントローラ仕様)を2016年12月20日から受注開始することをここに

ご案内いたします。

 

                         

■ 製品開発背景

 

 近年、IoTやマスカスタマイゼーションを意識したモノづくりが図られ、多品種対応化や締付データ出力の充実化が一段と

進んでいますが、従来のNXドライバSD550Tシリーズ(以下:従来シリーズ)では締付プログラム設定数や締付データ

保存数が少なく、お客様仕様にカスタマイズして使用いただいておりました。また、市場全般において締付時間短縮の要求が

増え、ドライバ本体についても改良が求められていました。

当社ではお客様の声を真摯に受け止め、ドライバ本体の小型化を継承しながら、高速締付・締付精度向上・締付データ保存の

充実化を図るべく製品開発に取り組み、ドライバ本体の改良とコントローラを新開発、従来シリーズと比較して全ての要素で

大幅な向上を図りました。

 

 

 

■ 製品特長

 

(1)高速・高精度

    ドライバ本体に新型モータと新開発の減速機、トルクセンサを採用し、従来シリーズの小型・軽量を継承しながら

    も高速化と高精度化を実現しました。

 

(2)締付プログラム数の拡張

    締付プログラムの設定数を従来シリーズの16組から32組に拡張し、1台での多彩な締付けが可能となり、少量多品

    種生産に貢献します。

 

(3)高機能化

    従来シリーズではオプション仕様でありました締付波形判定機能とデータ収集機能を標準装備としました。

    これにより、締付波形による合否判定やデータ保存によるトレーサビリティの確立がより身近なものとなります。

 

(4)ソフトウェアの充実化

    従来シリーズでもご提供してきました締付プログラム設定や波形表示用アプリケーションソフトを刷新しました。

    I/Oモニタや強制回転動作、締付結果確認などモニタ機能(パソコン上)の充実を図りました。

    また、目標トルク値とチャンネル番号のみを設定するだけで初心者でも簡単に使用できる「らくらくモード」を

    新たに機能追加し、使いやすさを提供します。

 

 

 

■ 製品仕様

 

 ・ドライバ本体(ツールユニット)

  

                                   ・型式中の※部には出力軸端形状を示す記号が入ります 

 

 ・コントローラ

  

 

 

 ・製品外観(ケーブル類は除く)

  nxdriver_sd600t.jpg 

 

 

 

■販売計画

  

  希望販売価格(税抜): NX020T3-07※1-20 + SD600T03-2020       675千円

                       NX050T3-07※1-20 + SD600T03-2020       675千円

                   NX100T3-07※1-20 + SD600T05-2020       675千円

 

             製品構成 ①ドライバ ②コントローラ ③付属品(ケーブル・コネクタ類)一式

 

 

 

  受注開始日        :2016年12月20日

 

  販売目標       :30台/月

 

  販売ターゲット業界  :自動車部品業界、電機業界、自動機メーカ 等

 

 

 

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