2016/7/15
地盤調査用 貫入試験機「ジオカルテ®」シリーズが累計販売台数 2,000台を突破!
~ 自動調査機市場で圧倒的シェアを誇る業界スタンダード、次なる展開を視野に~
■はじめに
戸建住宅の自動地盤調査機「ジオカルテ」を製造・販売する日東精工株式会社(本社・工場:京都府綾部市 代表取締役社長:材木正己)は、「ジオカルテ」シリーズの累計販売台数が 2,000台を突破したことを発表しました。
地盤調査機「ジオカルテ®Ⅲ」 累計販売台数 2,000台突破
(写真はSDS-TypeF) 記念プレート
■ 背景
日東精工の要素技術である「締結・計測・検査」分野の技術を応用して誕生したのが地盤調査機「Geokarte(ジオカルテ)」。英語で地質を意味する“geology(ジオロジー)”とドイツ語で診療記録カードを意味する“karte(カルテ)”を合わせた造語が名前の由来となっています。発売以降、右肩上がりで市場を形成し、国内の自動地盤調査機では圧倒的なシェアを誇り、皆さまの暮らしの安心・安全をお届けしてまいりました。
ジオカルテは、スウェーデン式サウンディング試験(SWS試験)をコンピュータ制御によって初めて自動化した調査機であり、従来の手動式試験方法から大幅な能率向上を図り、快適で正確な貫入試験を実現。現在では、スクリュードライビング試験サウンディング試験機(SDS試験機)をシリーズに加え、「地盤調査機といえばジオカルテ」と言われるまで業界のスタンダード機械として認知されています。
■ 今後の展開
日本国内での使用が中心であった「ジオカルテ」は、近年では地震の多いニュージーランドや軟弱地盤の多いタイなどへ適用する研究を進め、海外展開を加速させています。また、産学連携の強化により、月面地盤調査の研究に協同機関として参画することが決定するなど、これまで培った経験を存分に活かし、新たな地盤調査手法の確立を目指していきます。
■ ジオカルテ モデルチェンジ推移(画像のみ)