インドネシアのNAI社が第二工場(ブカシ工場)を開所

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2018/10/31

インドネシアのNAI社が第二工場(ブカシ工場)を開所

 

~ 自動車向けファスナーの売上拡大を目指す ~

■はじめに

 

 日東精工株式会社(本社・工場:京都府綾部市 代表取締役社長:材木正己)は、インドネシア共和国における当社連結子会社である PT. NITTO ALAM INDONESIA(以下、NAI社)が、2018年1月に事業を譲り受けた現地ブカシ県のねじメーカの工場をリニューアルし、誕生した第二工場の開所式を9月22日に行いましたことをご案内いたします。

本件の実施は、日東精工グループにおける成長戦略の一環として、海外における事業拡大を視野に入れたものであり、これにより当社グループのグローバル展開をさらに加速させてまいりたいと考えております。

 

 

■背景

 

 連結子会社であるNAI社は、1985年に資本金7億ルピア、従業員30人でスタートしました。近年、安定した経済成長を遂げるインドネシアで堅調に業績を伸ばし、製造能力の拡大やお客様に近い場所での操業が必要であるとして、2017年8月にPT. ISOGAI INDONESIA 社からねじ製造及び販売事業の一部を譲り受けることを発表し、2018年1月に事業取得が完了。以降、一部生産と並行して内外装の整備や製造設備の設置を進め、今搬、9月に開所式を迎えました。開所式には、来賓として日東精工株式会社の代表取締役社長材木正己をはじめ、海外グループ6現法の責任者などが出席し、盛大且つ温かな雰囲気で行われました。

 来賓を代表して材木は、「今や300人を超える従業員を擁し、自動車ユーザをターゲットに、お客様の近くで、将来の一貫生産モデル工場を持つことができましたのは、他の海外現法のよき模範であり、親会社である日東精工にも大いに刺激となるに違いありません。」と述べ、NAI社の代表取締役社長久馬武彦は、「第二工場の開所式を挙行できますことは感激の極みであり、また、この場に立てたことはとても光栄であります。同時に300人を超える従業員とその家族の生活を守り、これからのNAI社を安定成長軌道に乗せなければならないという、その責任の重さも痛感しているところです。」と述べました。

 

    

来賓の挨拶を述べる日東精工社長の材木正己      開所の挨拶を述べるNAI社長の久馬武彦

 

 NAI社は、自動車産業をはじめとする日系製造業が集積するジャカルタ郊外ブカシ県での拡販を目指し、特殊冷間圧造部品ならびに太物ボルト・ねじ工場と位置付け、製品供給体制を整えてまいります。

 

       

 第二工場に設置されたねじ製造設備         従業員の人文字は「NITTO」

 

■第二工場(ブカシ工場)

 

社  名

PT. NITTO ALAM INDONESIA ブカシ工場(第二工場)

住  所

Delta Silicon Industrial Park Lot 7-8/9,Lippo Cikarang,Bekasi-Jawa Barat, Indonesia

電  話

+62-21-8991-5651

 

 

■日東精工 会社概要

 

 日東精工株式会社(東証一部上場)は、工業用ファスナー(ねじ)や自動組立機械(ねじ締め機)、計測・検査装置などを手掛けるメーカです。ねじ・ねじ締め機は大きなシェアを誇り、締結・組立・検査における「ファスニング・ソリューション」を展開しています。

 インドネシアのほか、台湾、タイ、マレーシア、中国、韓国、米国に拠点を設け、グローバル企業としての地位を確立しています。

 

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