協栄製作所がサンロックオーヨドのファスナー製造・販売事業を譲受

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2018/4/19

連結子会社の協栄製作所がサンロックオーヨドのファスナー製造・販売事業を譲受

 

~ 工業用ファスナー事業の成長路線を拡大 ~

■はじめに

 

 日東精工株式会社(本社・工場:京都府綾部市 代表取締役社長:材木正己)は、連結子会社の株式会社協栄製作所(本社・工場:奈良県五條市 代表取締役社長:川名輝夫)が、株式会社サンロックオーヨド(株式会社メタルワンの連結子会社)のファスナー製造及び販売事業を譲り受けることを発表しました。

 本事業取得は、日東精工グループにおける成長戦略の一環として、さらなる事業領域の拡大を視野に入れたものであり、これにより総合ファスニング企業としての地位を確立させてまいりたいと考えております。

 

                                           サンロックオーヨド 本社工場                   アプセットセムスボルト、フランジボルト

 

■背景・目的

 

 当社は国内8社、海外11社の連結子会社(1支店)を設け、グローバルなモノづくりを展開しています。2016年10月に株式会社協栄製作所を子会社化して以降、販路活用によるターゲット市場の拡大ならびに生産能力の相互補完による小径ねじから太物ボルトに至る幅広い製品の供給体制の構築等さまざまな事業シナジー効果が生まれ、当グループの売上伸長に貢献しています。一方で、自動車業界へのシフトをより強固に進めるためには、多用される太物ボルト類のラインアップを揃える必要があり、これらが実現できる環境を検討してまいりました。

 このような状況下、協栄製作所は冷間圧造用鋼線(CHワイヤー)を主力とする株式会社サンロックオーヨドからファスナー製造設備及びそれに関する関連事業、商権を譲り受けることとしました。

 本件の実施により、製品供給力の拡大ならびに営業基盤の拡大が図れるなど、多くのメリットが期待されます。また、創立80周年を迎えた本年に中期経営計画「日東パワーアッププランFINAL」の最終年度を迎える当社は、本事業取得の実現がもたらす効果として、自動車業界へのシフトを確実なものとして捉えることが可能であると考えております。

 

 

事業譲渡および譲受会社の概要

 

  [事業譲渡会社]

(1) 名    称 株式会社サンロックオーヨド
(2) 所   在   地 大阪府泉大津市臨海町2丁目12番
(3) 代表者の役職・氏名 代表取締役社長  江藤 三洋
(4) 事   業   内   容

冷間圧造用鋼線、鉄線、硬鋼線、溶接金網、

および冷間圧造ボルトの製造ならびに販売

(5) 資   本   金

1億円

(6) 設  立  年  月  日 1941年3月
(7) 大株主及び持株比率

株式会社メタルワン(95.8%)ほか

(8) 当 社 と の 関 係

当社と当該会社との間には、記載すべき資本関係、

人的関係および取引関係はありません。

(9) 直 近 の 売 上 高

約90億円(2016年実績)

うちファスナー事業5億4千万円(全体の約6%)

 

 

  [事業譲受会社]

(1) 名    称 株式会社協栄製作所
(2) 所   在   地 奈良県五條市住川町1387 テクノパーク・なら内
(3) 代表者の役職・氏名 代表取締役社長  川名 輝夫
(4) 事   業   内   容

工業用ファスナー部品の製造および販売

(5) 資   本   金

1億5千万円

(6) 設  立  年  月  日 1955年6月
(7) 大株主及び持株比率

日東精工株式会社(88.1%) ほか

 

 

 

■契約締結日

   2018年4月2日

 

■事業譲渡日

 2018年11月30日(予定)

 

■日東精工会社概要

 日東精工株式会社(東証一部上場)は、工業用ファスナー(ねじ)や自動組立機械(ねじ締め機)、計測・検査装置などを製造販売するメーカです。ねじ・ねじ締め機は大きなシェアを誇り、締結・組立・検査における「ファスニング・ソリューション」を展開しています。台湾、タイ、インドネシア、マレーシア、中国、韓国、アメリカに拠点を設け、工業用ファスナーメーカの先駆け的存在としてアジアでの地位を確立しています。

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