連結子会社の株式会社伸和精工に新工場完成

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2020/4/20

連結子会社の株式会社伸和精工に新工場完成

~ 自動車・医療機器分野への展開を視野に、プレス製品の大型化と生産能力拡大へ ~

 日東精工株式会社(本社・工場:京都府綾部市 社長:材木正己)の連結子会社である株式会社伸和精工(本社・工場:長野県上伊那郡箕輪町 社長:小澤强)が、新たに取得した土地に新工場を建設。このほど完成し稼働を開始いたしました。

 本新工場は、日東精工グループにおける成長戦略の一環として、自動車や医療機器向けなど、新しい分野へのプレス製品の展開を目指すものです。今回の工場建築においては、新規に200トンプレス機など複数のプレス機に加え、炭化水素洗浄装置や画像測定装置、大型クレーン装置を導入し、大型サイズの案件への対応、ならびに品質管理の強化を図っています。また、生産性のムダや作業者動線のムダを無くすため、インダストリアルエンジニアリング(生産工学)の考え方を取り入れ、工場のレイアウトを一から設計することにより、安全で生産効率の良い工場を目指してまいります。



■背景・目的

 当社は、海外に8か国・地域を含め32社のグループ会社を有し、グローバルなモノづくりを展開しています。当社事業が自動車業界へシフトする中でより付加価値の高いプレス品および金型技術の入手が課題であると考え、2018年5月に株式会社伸和精工を子会社化いたしました。伸和精工においては、高難度の精密プレス加工はもとより、順送金型による冷間鍛造加工、絞り加工、超精密部品加工などを得意としております。

 昨今、自動車業界への受注増加に加え、大きい形状や複雑、微細な加工のご要望を多くいただく機会が増えてまいりました。また、従来から製造しております医療関係部品においても生産増加の傾向にあることから、製品の対応や納期などのご要望にお応えすることが課題となっておりました。
 本新工場の稼働により、生産能力を従来比30%高めるとともに、自動車向け販売を強化してまいります。


   
         大物プレス部品                 精密プレス部品(超小物・端子部品)

 

■新工場の概要
 
 名称   : 北工場
 敷地面積 : 約3,000㎡
 建屋面積 : 約2,000㎡
  
       
                          北工場外観


  
         北工場内部                       北工場事務所


 

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