PT. NITTO ALAM INDONESIAの第二工場(ブカシ工場)が一貫生産を開始

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2021/5/12

インドネシアPT. NITTO ALAM INDONESIAの第二工場(ブカシ工場)が一貫生産を開始

 

~ 短納期と安定した品質のねじをお届けします ~

 日東精工株式会社(代表取締役社長:材木正己、本社:京都府綾部市井倉町梅ヶ畑20番地、東証1部上URL:https://www.nittoseiko.co.jp/)は、インドネシア共和国にある当社連結子会社のPT. NITTO ALAM INDONESIA(代表取締役社長:上原 規、以下、NAI社)が、2018年1月に設立したブカシ工場の大幅な設備投資と環境整備を終え、熱処理、めっき工程を完備した一貫生産工場としての体制を整えたことをご案内いたします。

    


背景

 NAI社は、1985年に資本金7億ルピア、従業員30人で創業しました。製造能力の拡大はもちろん、お客様に近い場所での製造が成長戦略の考えであったことから、2018年1月に日系ねじメーカより、ねじ製造ならびに販売事業の一部を事業譲受し、2018年8月に同社第二工場(ブカシ工場)として操業を開始。その後自動車をはじめとするお客様の品質、納期のニーズにより高く応えるべく、熱処理やめっきの工程の設備導入に着手し、ヘッダーから出荷までの「一貫生産ライン」の構築に注力してまいりました。




■一貫生産工場の実施

 
 一貫生産工場とは、ヘッダー、ローリング、熱処理、めっき処理、検査、梱包など、ねじの初工程から出荷までを同一工場内で一気通貫で行える体制を有した工場をいいます。生産性のムダや作業者動線のムダを無くすため、インダストリアルエンジニアリング(生産工学)の考え方を取り入れ、工場のレイアウトを一から設計することにより、生産効率の良い工場を目指してまいりました。

 



                                    一貫製造作業(ヘッダー、ローリング、熱処理、めっき、検査、梱包)

 この間約3年をかけ、工場建物の増築、トラックヤードの新設などを行うとともに、日本製熱処理炉や、めっき装置、浄水処理場の設備を導入。当地での環境汚染対策に配慮するとともに全ての工程を自社内で行える一貫生産の体制を構築し、従来比30%の納期短縮を実現しました。

 同社は、自動車産業をはじめとする日系製造業が集積するジャカルタ郊外ブカシ県での拡販を目指し、ねじ、アスファねじ、ボルト、リベット等の特殊冷間圧造部品の迅速かつ高品質な製品を供給してまいります。

 

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