日東精工アナリテック製 自動試料燃焼装置「AQF-5000H」をリリース

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2024/3/21

試料の燃焼分解からハロゲンと硫黄の分析を全自動化!

日東精工アナリテック製 自動試料燃焼装置「AQF-5000H」をリリース

 

日東精工株式会社(本社:京都府綾部市井倉町梅ヶ畑20番地、代表取締役社長:荒賀 誠、東証プライム、https:www.nittoseiko.co.jp/)の子会社である日東精工アナリテック株式会社は、固体・液体の燃焼分解からハロゲンと硫黄の分析を全自動でおこなう自動試料燃焼装置の新モデル「AQF-5000H」の販売を開始しました。

本製品は、同社より本年3月1日から販売を開始致しました。

 

 



新たな機能を搭載!高精度でより簡便な分析を実現します!


 
①【NEW】吸収液の自動希釈機能

吸収液を自動で希釈する新機能を搭載。

希釈機能を使うことにより、低濃度と高濃度のそれぞれの成分を含む試料を一度の燃焼で測定することができます。

 
②【NEW】吸収液の自動切替機能

酸化還元剤入り溶液と純水の異なる吸収液をプログラムにより自動切替えする新機能を搭載。

これにより、測定項目に合わせた測定が容易となりました。

 
③【NEW】検量線溶液の自動調製

オプションの検量線用シリンジポンプを使用することで、1つの検量線溶液から異なる濃度の検量線溶液を自動で希釈し調製する新機能を搭載。これにより、検量線溶液を自動作成でき、測定を容易かつ短時間におこなえます。

 
④【NEW】組立式吸収管の採用

吸収管は、ガスの吹込み管と吸収部本体とからなる組立式を採用。

これにより、従来の一体型吸収管に比べて、管内清掃が容易となり、吸収管のメンテナンス性が向上しました。

 
⑤【NEW】追加オプションの組込ユニット化 ※オプション

追加オプションユニットの外部液セレクター (ES-500) と燃焼モニター(CM-500)を吸収ユニットに内蔵可能。

これにより、設置エリアの省スペース化を実現します。

 


これまでからご好評頂いている以下の機能・特徴も継承しています。


ユーザーフレンドリーなソフトウェア

決められた条件を繰り返すルーチン分析に適したシンプルモードと、分析条件を任意に変更可能なアドバンストモードの2つの設定モードを搭載。分析シーンに合わせたモード選択により操作性が向上しました。

 
⑦安全かつ確実な燃焼

試料の入ったボートが反応管内を移動する速度と位置の設定が可能。

様々な試料に最適な燃焼条件(低速燃焼/高速燃焼)を設定・登録できるため、分析の精度向上に貢献します。

 
⑧加湿燃焼システム

多量の純水を反応管内へ供給し安定した熱加水分解を実現。高精度にハロゲンの測定がおこなえます。

 
⑨定容機能

液面センサーを使って、燃焼した後の吸収液を3段階の液量に自動で定容。幅広い濃度の測定に対応します。






製品仕様



自動試料燃焼装置AQF-5000H 標準仕様

試料導入方式  サンプルボートによる自動搬送(オートボートコントローラー使用)
測定対象  液体、個体
試料量   液体:100μL以下 個体:150mg以下
 ※サンプルによって異なります。
電気炉   電気炉は2分割され、個別温度設定可能。最高1100℃
使用ガス   アルゴン:(純度99.98%以上、0.3±0.1MPa)
 酸素:(純度99.7%以上、0.3±0.1MPa)
計量   ループ計量方式 
分注器   シリンジポンプ、5mL 
出力   イオンクロマトグラフデータ処理のスタート信号(接点) 
電源   HF-500:AC100V、50/60Hz 1100VA
 GA-500:AC100V、50/60Hz 150VA 
寸法・質量   HF-500:約320(W)×430(D)×500(H)mm、約25kg
 GA-500:約250(W)×430(D)×500(H)mm、約22kg

※イオンクロマト装置は別途必要です、詳細はご相談ください。
※装置制御用にパソコンが必要です、詳細はご相談ください。





今後の展開


 

各種展示会に出品してご紹介していく予定です。製品導入などご相談は日東精工アナリテックまでお願いいたします。
(1)販売開始日:2024年3月1日
(2)販売目標 :2024年度に200台
(3)販売業界 :化学・薬品、エネルギー、環境、石油関連
(4)希望販売価格:6,150,000円(税抜)(オプション除く)





 

製造元の紹介



日東精工アナリテック株式会社 https://www.n-analytech.co.jp/

1979年創業以来、独自の先端技術でお客様の多岐にわたるニーズにお応えし、バリエーション豊富な分析・計測機器を通じて国内はもちろん海外80ヵ国に代理店を展開するグローバル企業です。 「分析計測技術を通じて地球環境を守り、豊かな社会づくりに貢献する」を経営理念に掲げ、革新的な技術開発に挑戦しています。


【事業内容】 分析・計測機器等の開発・製造・販売・メンテナンス

【所在地】  〒242-0007 神奈川県大和市中央林間7丁目10番1号 三機大和ビル

【代表者】  代表取締役社長 石丸 元国

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