【ニュースレター・2017年8月号(第32号)】特集:綾部市市長、ポプラ社会長をゲストに招いて鼎談(ていだん)が実現
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1.【特集】
綾部市市長、ポプラ社会長をゲストに招いて鼎談(ていだん)が実現
当社の人材教育を一般向けにまとめた『人生の「ねじ」を巻く77の教え』の実売印税をもとに児童書を購入し綾部市図書館に寄贈しています。7月16日(日)図書館での贈呈式にご出席いただいた奥村傳ポプラ社会長と、山崎善也市長に、「つなげる」をテーマに当社代表取締役社長材木正己と鼎談をお願いしました。行政は人と人をつなげるもの、本は時間や空間をつなげるもの、そしてねじは、モノとモノをつなげるものです。いずれもどの時代にもどんなところにも欠かせないものです。つなげる、つながる大切さ、そしてそのための人づくりの大切さについて紹介していきます。
ポプラ社会長奥村傳:最近、絵本文化推進協会というものを発足しました。この会のことを簡単に説明すると、
文科省の外郭団体「国立青少年教育振興機構」が絵本専門士という資格を認定しています。
年齢やタイミングに合わせどんな本を選べばいいのか、あるいは子供がより興味を持ってく
れる読み聞かせはどんなものか、絵本のプロを育てて認定するというものです。
絵本のスペシャリストがたくさん生まれ裾野が広がれば情操教育、文化継承などにつながり
ます。ただスペシャリストを育てても、その受け皿がなければ宝の持ち腐れですね。
絵本文化推進協会は絵本専門士が活躍できる場をマッチメイキングする団体ととらえてもら
えればいいですね。
日東精工 材木正己 :当社は極小ねじ、精密ねじでは日本一です。「田舎の工場だけど、日本一に貢献しているん
だよ、そしてこの会社でいちばんを取れば、じつは君が日本一になったことになるんだよ」
と社員に言い聞かせています。それから地盤調査機「ジオカルテ」は圧倒的シェアを誇り、
小型調査機では世界ナンバー1だから、宇宙開発機構JAXAからも協力依頼がかかる・・・自社
製品がいつか月面探索に貢献するかもしれないと夢が膨らむわけです。日東精工では社員が
社員が夢や希望を持って働くことのできる会社を常に目指しています。
綾部市長 山崎善也 :綾部市では今年の4月から「コミュニティナース活動」を行う3名の看護師を地域おこし協力
隊員として迎えているんです。
看護師の中には、自分の持つ資格や経験を活かして、日頃から地域の住民のそばで活動し、
健康づくり地域づくりの支援ができればと考える人がいます。そこで、綾部市が受け皿とな
り、活動いただけるフィールドとして、全国に先がけてやってみようということではじめた
ものです。
コミュニティナースは、住民の皆さんが健康なときから地域で出会うことで日々の暮らしを
充実させることが主となります。医療知識を活かして、住民の目線で地域の支え合いや健康
づくりを目指すという新しい医療人財ということです。こうした地道な活動が地域づくりや
健康づくりに繋がると思っています。
2.「あやべ大好きBOOK」プロジェクト始動
ニュースレターで連載中の「ねじの街・あやべの魅力」をベースにした綾部ガイドブックをポプラ社から発刊します。
協力者のお名前を同書に掲出し、誰でも本づくりに参加できるという画期的な企画です。
3.【TOPICS】
・ねじ業界のPRに協力しました
・ねじっとくん、海外でも活躍
・次代に「つなげる活動」を応援
・海外インターンシップを積極支援
3.【新・人生のねじを巻く教え】
最後はヒューマンエラーと心得よう
4.【ねじのある街・あやべの魅力】
全国に先がけた「ハイパー消防団」
5.【ねじ大好き!コラム】
ダ・ヴィンチのねじのスケッチ
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