【ニュースレター・2023年10月号(第106号)】<業務提携>カーボン・ニュートラルに貢献するモノづくりへ!
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イーセップ㈱との業務連携で
「環境戦略」を推し進めていきます
本年、8月10日、日東精工はナノセラミック分離膜技術を有するイーセップ株式会社と
業務提携契約を締結しました。
今号のニュースレターではこの業務提携契約の背景や目的を解説していきます。
先般、国連のグテーレス事務総長が「地球温暖化の時代から、今や地球沸騰化の時代に突入した」と、環境に関して相当な危機感をもっていかなければならない旨の発言をされていました。地球温暖化の影響もあるのでしょう、かつては50年に一度、100年に一度といわれた異常気象がもはや毎年のように起こっていて、企業経営についても「環境」への対応が重大な課題になっています。
当社日東精工でも近年「環境経営」に力を入れています。
もともと当社の主要製品のファスナー(工業用ねじ)は、締めたり外したりができリサイクルには欠かせないものですが、省エネルギー、省資源、省コスト、あるいは軽量化などをさらに進化させた製品を多数開発。たとえば異種金属接合技術「AKROSE」は、自動車のEV化などが進むなかで環境面でも期待できるとして高く評価されています。あるいは制御システム事業では有機溶剤を使わないマイクロバブル洗浄装置「バブ・リモ」なども販売、各事業本部がそれぞれお客様のCO₂削減へつながる環境対応製品を開発・販売してきました。
そして本年からスタートさせた新中期経営計画「Mission G-second」※1 では4つの成長戦略のひとつに「環境戦略」を掲げています。2025年のCO₂排出量を、2019年比12%削減する目標として挙げ、その対応として、本年3月にはより高い生産性と品質の向上、環境(CO₂削減)に配慮したファスナーの新工場を起工し、今秋から稼働を開始する予定です。
こういった「環境戦略」の一環で、この度、すぐれた環境対応技術(ナノセラミック分離膜技術)をもつイーセップ㈱と業務提携契約を締結、今後、当社の制御システム事業部門及び生産技術・研究開発部門との連携のなかで、有機溶剤リサイクルの事業化の推進(有機溶剤リサイクル回収装置の開発)を推し進め、カーボンニュートラル※2 社会の実現を目指していきます。
2.【TOPICS】
・東京、日本橋で「2023年12月期第2四半期決算説明会」を開催 詳しくはこちら
・オープンファクトリーに子会社、東陽精工が協力 詳しくはこちら
・パラグライダーで世界一を目指します! 詳しくはこちら
・協働ロボットの「URオンライン展示会2023秋」に出展 詳しくはこちら
3.誠の言霊(ことば) ⑥啐啄同時
4.幸せを見つけるヒント ― 10月
手づくりの「受験生応援ねじ」
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