人を想う真摯な眼差しと精緻なモノづくりのノウハウで、新たな事業領域を開拓していきます。
新型コロナウイルス感染拡大による医療崩壊の経験から、オンライン診療の拡大による遠隔モニタリング
機器等の需要が増加する一方、従来の医療資源の需要が減少しました。また、エネルギー関連経費の上昇により医療機関の経営状況が悪化するなど、事業環境は厳しい状況となりました。
このような状況のもと、医療用照明器「FREELED」の臨床試験機関への販売促進と医療機器販売会社を通じた販路拡大に努めました。また、「医療用生体内溶解性高純度マグネシウム材料」の製品化に向けた取り組みと併せて、生命倫理体制の強化、医療機関等との関係の透明性確保など、ガバナンスの強化を図りました。
医療用生体内溶解性高純度マグネシウム材料の早期製品化に向けて、現在大学病院さまにて兎による非臨床試験を開始しています。また、生物学的安全性試験、非臨床試験(動物実験)を年内完了予定で、これら試験の指定するインプラントの製作を行っております。量産体制の構築の面でも、設備投資や、品質・性能の安定性確認を実施します。
医療用照明器「FREELED」についても販売会社との連携を深め、拡販活動を強化していきます。
日東精工株式会社 メディカル新規事業部では、高い倫理性と公共性が求められる医療関連企業の一員として、日本医療機器産業連合会が策定する「医療機器業界における医療機関等との透明性ガイドライン」および医療機器業公正取引協議会が定める「医療機器業公正競争規約」とそれらの精神に従い、医療機関等との関係の透明性に関する企業方針をここに表明し、医療機関等への資金提供に関する情報を以下のとおり公開します。