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鉄カラーとインサートナットを廃止可能なねじ「カラーレスタイト」を開発

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2019/1/9

鉄カラーとインサートナットを廃止可能なねじ「カラーレスタイト」を開発

 

~ 樹脂材のセルフタップ締結におけるゆるみを抑制し、軽量化・コストダウンを実現 ~

■はじめに

 

 日東精工株式会社(代表取締役社長:材木正己、本社:京都府綾部市井倉町梅ヶ畑20番地、東証1部上場、https://www.nittoseiko.co.jp/)は、この度、樹脂材へのねじ締結において鉄カラーとインサートナットを廃止可能なねじ「カラーレスタイト」を開発いたしました。同製品は、201921日より本格的に販売を開始いたします。なお、同製品につきましては、すでに特許を出願しております。

 

 

■開発背景

 

 近年、軽量化が進む自動車業界を中心に、従来よりも厳しい環境下でセルフタップが可能となるねじが求められるようになってきました。そのひとつに、樹脂材へのねじ締結において、高温環境下にさらされクリープ(物体に一定の応力を加えると、時間の経過とともに物体が変形する現象)が進行してもゆるまないセルフタッピンねじが挙げられます。このクリープ現象に対処するため、従来は、樹脂材に熱で変形しにくいカラーと呼ばれる鉄製の筒と、金属製のインサートナットを埋め込んでおき、ここをねじ締結することが一般的な組付け方法でした。しかし、このような締結構造は、部品点数の増加を招き、軽量化に反するほか、コストアップにつながり、加えてカラーやインサートナットを埋め込むための工数増加も招いていました。

 このような背景から、従来通りの軸力締結とクリープ後のゆるみを防止する製品の開発に取り組み、これまで当社で培われた工業用ファスナー(ねじ)の製造技術や、多くの性能試験で得られた知見を活かして研究を重ねた結果、鉄カラーとインサートナットを廃止することができる樹脂用セルフタッピンねじ「カラーレスタイト」の開発に成功しました。「カラーレスタイト」は、樹脂材締結の可能性を広げる基幹製品として、お客様のモノづくりを強力にサポートしてまいります。
 

 

■製品概要

 

 カラーレスタイトは、従来のねじと違い、同軸上に呼び径の異なる2種類のねじ山(ピッチは共通)を有し、被締結材と相手材にそれぞれのねじ部でセルフタップを行います。この作用により、軸力低下ならびにクリープが発生した時の被締結材のガタツキやゆるみを防止します。結果、鉄カラーやインサートナットを使用して行っていたクリープ対策が不要になり、コストや工数の削減、締結構造体の軽量化を実現します。

 

 

 

 

■製品特長

 

(1)クリープ後のゆるみを低減

被締結材と相手材の両方の部材へセルフタップを行うことにより、

ねじの位相と被締結材および相手材の位相を保持し、軸力が低下しても、

ねじのゆるみを低減することが可能です。 

 

(2)製品重量の軽減

鉄カラーとインサートナットを廃止することができるため、

お客様の製品の軽量化を実現します(右記上図参照:59%ダウン)。

 

(3)締結コストの削減

鉄カラーとインサートナットを廃止することができるため、

締結コストの削減を実現します(右記下図参照:79%ダウン)。

また、それらに関連する金型費も大幅に削減することが可能です。

 

(4)軸力による初期締結が可能

   ねじ頭部側のねじがセルフタップする際に被締結材を押さえつけ、

   被締結材と相手材を密着させて締結し、締め上げることにより締付け時に軸力を発生させることが可能です。

 

 

■今後の展開

 

1)販売開始日

    201921

 

2)販売目標

 2020年度に月産100万本の出荷を目指します。

 

3)販売ターゲット業界

 自動車業界、家電業界、OA機器業界、など

 

 

■展示会出展情報

 

 「カラーレスタイト」の製品サンプルを展示いたします。

  名  称: 第9回 クルマの軽量化と技術展(総称:第11回 オートモーティブワールド)

  会  期: 2019年1月16日(水)~ 18日(金)

  会  場: 東京ビッグサイト (東京都江東区有明3-11-1)

 

  詳しくはこちら⇒https://www.nittoseiko.co.jp/nitto-blog/2019/01/08/338

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