2019/2/1
女性活躍推進が評価され、「えるぼし認定」の三つ星を取得
~ 最高位の認定は本社所在地が京都市内以外の企業では初 ~
■はじめに
工業用ファスナー(ねじ)などを製造・販売する日東精工株式会社(本社:京都府綾部市井倉町梅ヶ畑20番地、代表取締役社長:材木正己、証券コード:5957)は、女性の活躍推進に関して取組の実施状況が優良な事業主に厚生労働大臣から与えられる「えるぼし認定企業」を取得したことを発表いたします。 当社は、最高位(3段階目)にあたる三つ星の認定を受け、本社の所在地が京都市内以外の企業としては初の認定となります。 認定式は、2月1日10時45分より、京都労働局会議室(京都労働局庁舎6階)にて行われます。
■背景
当社は創業以来、地域産業の振興を支援し、事業活動を通じて広く社会に貢献することを基本方針として歩みを重ねてまいりました。事業活動において一番大切であるのは人財であり、宝であるという考えのもと、従業員のゆとりと豊かさを実現し、安全で働きやすい環境を確保するとともに、従業員の人格と個性を尊重しています。
近年、自らの意思によって職業生活を営み、または営もうとする女性の個性と能力が十分に発揮されることが一層重要であると考えられています。そのような中、2016年4月1日から、女性の職業生活における活躍の推進に関する法律である「女性活躍推進法」において、国・地方公共団体および301人以上の大企業は、(1)自社の女性の活躍に関する状況把握・課題分析、(2)その課題を解決するのにふさわしい数値目標と取組を盛り込んだ行動計画の策定・届出・周知・公表、(3)自社の女性の活躍に関する情報の公表などを行う必要があります。
都道府県の労働局へ申請を行う「えるぼし認定」の評価項目には①採用、②継続就業、③労働時間等の働き方、④管理職比率、⑤多様なキャリアコースが設けられており、5つの基準すべてを満たした場合に三つ星の認定を厚生労働大臣から受けることができます。
実績値は厚生労働省のウェブサイト(厚生労働省 女性の活躍推進企業データベース)にて公表されています。 |
また、これら評価項目以外にも、法定以上の小学校3年生までの子を対象とした育児短時間勤務制度を設け、その取得率は2010年以降81%と高い水準を誇り、子育てをする社員が働きやすい環境を整えています。
この度の「えるぼし認定」により、一人ひとりが尊重されチャレンジできる風土の醸成、安心して働ける人事制度やキャリアアップを促進する教育制度の実現に取り組んでまいります。
■「えるぼし認定」とは
行動計画の策定、策定した旨の届出を行った事業主のうち女性の活躍推進に関する状況等が優良な企業は、都道府県労働局への申請により、厚生労働大臣の認定を受けることができます。 ①採用、②継続就業、③労働時間等の働き方、④管理職比率、⑤多様なキャリアコース の5つの評価項目を満たす項目数に応じて取得できる認定段階が決まります。 ※ 認定基準の詳細については、以下のURLを参照してください。 (厚生労働省女性活躍推進法特集ページ) http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000091025.html |
■会社概要
日東精工株式会社(東証一部上場、https://www.nittoseiko.co.jp/)は、工業用ファスナー(ねじ)を中心に、ねじ締め機、計測・検査装置などを製造・販売し、締結のトータルソリューションを提供する会社です。 世界で初めて精密ねじの量産化を成功させ、これまで9万種以上を製造し、精密ねじ、セルフタッピンねじでは大きなシェアを誇ります。国内だけでなく、アメリカ、中国、韓国、台湾、インドネシア、タイ、マレーシアなどグローバルに事業展開をしています。