約100人分のポリオワクチンにあたるペットボトルキャップを収集

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2020/9/23

約100人分のポリオワクチンにあたるペットボトルキャップを収集

 

~ 世界中の子どもたちのために、身近で私たちにできることを行い続けます ~

 日東精工株式会社(代表取締役社長:材木正己、本社:京都府綾部市井倉町梅ヶ畑20番地、東証1部上場、URL:https://www.nittoseiko.co.jp/)は、数年前よりペットボトルのキャップ収集を行っており、この度約100名分相当のポリオワクチンにあたる量を収集しました。収集しました本キャップは、認定NPO法人「世界の子どもにワクチンを 日本委員会」に寄付し、ユニセフとの連携の下、ポリオワクチンとして支援国へ届けられ、必要とする世界中の子どもたちを救う活動となります。



■背景

 日東精工株式会社では、SDGs(持続可能な開発目標)の活動を積極的に推進し、よりよい社会を目指して価値創造モデルを公開しております。その中には地方創生や環境共生というマテリアリティ(自社に関わる重要課題)を掲げており、その一環としてCSR(社会貢献)活動は特に積極的に行っております。

その取り組みのひとつとして、「次の世代につなげる大切さ」や「絆」といった「繋がり」をキーワードに、一人ひとりが連帯の心を育み、共に社会をより良いものにすることを目的として、数年前よりペットボトルのキャップを収集し寄付することで、ポリオワクチンを世界中の子どもたちに届ける活動を行っています。本年は、コロナ禍によりモデルフォレストや清掃活動などの社会貢献活動の実施が難しい中、今出来ることを精一杯行うことを念頭に、ペットボトルのキャップ収集を積極的に行っておりました。

 

※SDGs(持続可能な開発目標)

2015年9月の国連サミットで採択された、2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さないことを誓っています。

 

※日東精工のマテリアリティ(自社に関わる重要課題)

持続可能な社会の実現のために日東精工が果たすべきマテリアリティを4つに設定しました。これらは社是「我らの信条」に基づきお客さま、地域、環境、従業員との「絆」を大切にする経営姿勢を発展させたものです。4つのマテリアリティに重点的に取り組むことで社会課題の解決につなげたいと考えます。

 ①お客様との共有マテリアリティ:お客様の課題について当社の技術やノウハウから解決方法を提案します。

 ②地方創生:地方都市綾部を軸に地域の取引先や自治体と連携し、地方の活性化に貢献します。

 ③環境共生:地域環境や地球環境を維持し次代へ繋ぐため、環境保全を最優先事項として取り組みます。

 ④人財育成:創業以来の人財育成の取り組みを充実させ、誰もがいきいきと働ける職場をつくります。
 


■回収結果

          




■ポリオウイルスとポリオワクチンについて(厚生労働省ホームページより)

 ポリオは、ポリオウイルスが人の口の中に入って、腸の中で増えることで感染します。増えたポリオウイルスは、再び便の中に排泄され、この便を介して他の人に感染します。成人が感染することもありますが、乳幼児がかかることが多い病気です。日本ではポリオワクチンの接種によりほとんどの人が免疫を持っており、1980年以降新たな患者は発生していませんが、海外では、南西アジアやアフリカ諸国など依然としてポリオが流行している地域があります。


 
■ワクチンの届くまでの流れ

 当社が発送したエコキャップは再資却源化企業に売され、売却益の一部がJCV(認定NPO法人世界の子どもにワクチンを 日本委員会)へ寄付されます。Unicef(ユニセフ)と連携してワクチンが発注され、製造されたワクチンは支援国へ届けられます。

 

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