高精度・高機能NXドライバT3シリーズ 低トルクモデル「NX008T3/SD600T」を追加

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2024/7/19

高精度・高機能NXドライバT3シリーズ

低トルクモデル 「NX008T3/SD600T」 を追加

 

 日東精工株式会社(本社:京都府綾部市井倉町梅ヶ畑20番地、代表取締役社長:荒賀 誠、東証プライム、https:www.nittoseiko.co.jp/)は、高精度・高機能ねじ締めドライバ:NXドライバT3シリーズに低トルクモデル1機種を新たに追加し、2024年8月1日より受注開始をいたします。

 本製品は、M2、M3クラスの小径ねじサイズに対応する0.2Nmから0.8Nmまでの低トルク帯用のねじ締めドライバです。NXドライバT3シリーズのデータ収集機能やフィールドネットワーク機能などを実装し、ECU基板をはじめ、家電製品や精密機器のねじ締めなど、低トルク帯のねじ締めにおいても簡単にIoTに対応することが可能となります。

 日東精工では、今後もねじ締め品質の更なる向上を目指して各種高機能モデルの開発を積極的に行って参ります。

 


【用途例】

M2~M3クラスの低トルク域での品質管理が求められる箇所

対象製品:車載用ECU基板、小型カメラ、ミリ波レーダなど


【アプリケーション例】

 



特長



①小型軽量設計のツールユニットで自動化が容易に

□小型軽量ツールユニットは卓上ロボットや多関節ロボットなどへの搭載が容易

□ロボットの移動速度も高めることができ、ねじ締め工程のタクト短縮にも貢献

□軸周りのスリム化により、狭い締付け箇所へのアクセスが可能



②トレーサビリティをサポート

□設定値(メモリシート)の編集・保存

□締付け結果データの収集(トルク値、本締め角度、高さ角度、締付け時間、判定結果、開始時間、開始CH)

□締付け波形データの収集

□ワーク情報(製品シリアルナンバ、締付けポイント)との紐づけが可能

□保存データは締付け結果で選択が可能(OK/NG/すべて)

□フィールドネットワーク機能により締付け結果をタッチパネルに表示可能

 
データ収集画面   締付け波形画面



③簡単操作で経験の浅い方でも設定が可能に

□目標トルクを入力するだけでトルクや回転速度などの設定値を自動算出

□ねじサイズや長さを入力すると、ねじ締め時間の目安も表示

□締付け波形を表示して、ねじ締め状態のチェックにも活用

  
  ねじ締め設定画面  





製品仕様(外観イメージ)







 

装置構成図


 
 





今後の展開


 

各種展示会でも披露してまいります。製品導入などご相談は当社販売担当までお願いいたします。

 

受注開始日       :  2024年 8月1日

目標販売台数      :  13台/月

主要販売先       :  自動車部品業界、電機メーカ、自動機メーカ 等

希望販売価格(税抜き) :  NX008T3セット品  650千円

製品構成        :  ① ツールユニット / NX008T3-03S*-20
               ② ドライバコントローラ / SD600T03-2020-CN
               ③ ケーブル・コネクタ一式



 

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