綾部工業研修所の設立60周年を祝して当社ロボットを寄贈!

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2025/7/14

綾部工業研修所の設立60周年を祝して当社ロボットを寄贈!

~ 地域内の技術者養成の一助として ~

 

 日東精工株式会社(代表取締役社長:荒賀誠、本社:京都府綾部市井倉町梅ヶ畑20番地、東証プライムURL : https://www.nittoseiko.co.jp/ ) は、この度、設立60周年を迎えた綾部工業研修所に対し、研修に使用するロボット「ピックアンドプレス機」を寄贈いたしました

 今回の寄贈は、同所の設立60周年を記念して実施したもので、地域内の技術者養成に寄与
する取り組みの一環として行いました。



■綾部工業研修所について



 綾部工業研修所は、当社の呼びかけを機に、民間教育機関として地域の技術者を養成することを使命に設立されました。これまでに1,900名以上の卒業生を輩出し、各企業に習得した技術を持ち帰り、技術力向上に貢献しています。

 また、同所は、今年度から研修プログラムの見直しを行い、「現場で生きる知識」をテーマとして、受講者のメンテナンス能力の向上に軸足を置いた研修を実施します。

 具体的には、現場でのトラブル例の紹介や部品交換の方法を学び、さらに実機を用いたグループ演習など、受講者同士の協力を促進する学びの場を提供します。加えて、7月からの新たな研修では、明確なゴールを設定し、前期・後期に渡り、一貫性を持たせたプログラムに見直され、グループ演習の評価基準の明確化、理解度・達成度の評価が可能となります。

 現在、同所での基礎コースの講師は、当社従業員が務めており、密接な関係を築いています。当社としても、地域の技術者レベルをアップさせるために今後も受講者に寄り添った指導を心がけ深く関わってまいります。




■寄贈ロボットについて

 今回寄贈したロボットは、これまで研修で使用されていた当社製ねじ締めロボット(5台)を改造したものです。改造内容については、同所がこの度リニューアルされた研修プログラムに則した構成にアップデートしたものです。(下図は改造後のロボット外観図)

 受講者は、最新のロボット制御技術を学ぶことができるため、これまで以上に実践的なスキルを身につけることが期待されています。




■贈呈式について

 2025年7月11日(金)開催の同所新年度入所式において、今回のロボットの寄贈を行いました。

 当社は、綾部工業研修所との連携をさらに深め、地域の技術者育成に貢献していく所存です。今後も、地域の発展に寄与する取り組みを推進してまいります。


          左:一般社団法人綾部工業研修所 理事長 荒賀 誠
          右:日東精工(株) 産機事業本部 本部長 小雲 康弘




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