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【新製品情報】位置補正カメラ搭載Yθ型ねじ締めロボットを新発売!

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新製品、位置補正カメラ搭載Yθ型ねじ締めロボットをご紹介いたします。

 

 

                                         

 

 

◆製品特長

 Yθ型ねじロボⓇ(直進+旋回)は、直行座標型ねじ締めロボットと比較して横幅が大幅にコンパクトであり、推力制御機能やACサーボねじ締めドライバの搭載により、高精度・高機能の締付作業と抜群の汎用性を実現しています。その機能に位置補正カメラを搭載することで締付対象ワークの位置ズレを補正し、最適なねじ締めを行うことが可能となり、締付品質を向上させます。また、コンパクトな横幅により既設ラインへの導入が容易にでき、ねじ締め工程の自動化を推進します。

 

 ①10mmの位置ズレを補正(ねじ呼び径3~5mm)
     締付ティーチング位置に対して10mmの位置ズレを呼び径の10%以内に補正。ねじ締め
       ミスの発生頻度が高い複合部品や板金など、締付位置精度が出しづらいワークや位置決め再現
       精度が低い手作業ラインにも導入が可能です。

 
  ②1~3ポイントの位置補正情報から全ポイントを位置補正
       カメラ撮影後に補正した位置へ移動するため1ポイントあたりの締付時間が長くなりますが、
       位置ズレの条件により補正回数が選択でき、当社YθねじロボⓇ独自のプログラムにより以降の
       補正動作が不要。サイクルタイム延長を最小限にできます。


  ③ティーチングデータの自動補正機能
       締付対象ワークのロットによる位置ズレ修正や類似ワークのティーチング作業においては、
       全ポイント補正機能により位置データにフィードバック。大幅な時間短縮が可能です。

 

◆製品概要

 製品の多種多様化が進むにつれ組付対象部品の形状が複雑になると正確な位置決め(固定)が困難となり、締付位置のズレが生じます。自動ねじ締めでは、ねじ呼び径の10%を超える位置ズレがある場合はその量に伴い締付ミスが増加します。ねじ締めロボットを使用する場合は、実際の締付位置をひとつひとつ記憶させるティーチング(教示)作業が必要であり、位置ズレによる斜め締付けやねじ浮き現象が発生すると長時間の再ティーチング作業を要し、生産効率が低下します。また、作業者による多品種少量生産ラインのねじ締め工程においては、自動化のためには再現精度の高い位置決め装置に入れ替える必要があり、導入コスト面から自動化が進まない状況にあります。

   位置ズレの解消方法として、ねじ先端部を棒先形状にしたり、製品側で締付位置の面取りを施すことなどが挙げられますが、コスト面や品質管理上、根本的な解決に至らず、ユーザからは締付装置側での補正機能が求められていました。当社ではお客様の声を真摯に受け止め、当社独自のロボット形態であるYθ型ねじロボⓇに位置補正カメラを搭載し、締付品質の向上を実現しました。 

 

◆発売日

 2017年10月1日

 

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