【ニュースレター・2018年10月号(第46号)】「グローバルQC・改善発表会2018」を開催

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「グローバルQC・改善発表会2018」を開催
海外の現地法人選抜メンバーが綾部(本社)に集結します。
日東精工では来たる11月5、6日に「グローバルQC・改善発表会2018 日本大会・世界大会」を京都府綾部市の本社で開催いたします。弊社中期経営計画「日東パワーアッププランFINAL」では「グローバル力の強化」「人財力の強化」を謳っており、この中期4ケ年計画の最終年の総仕上げとして開催するものです。
このニュースレターで随時ご紹介してきましたが、たとえば、本年1月にインドネシアのPT. NITTOALAM INDONESIA が現地ねじメーカーから事業譲受を実施し、ブカシ工場(第2工場)を設立し、生産能力を拡大させています。またマレーシアのMALAYSIAN PRECISION MANUFACTURING SON.BND.を持分適用会社から当社の子会社化とし事業拡大を目指しています。5月には精密プレス加工の株式会社伸和精工を子会社化いたしました。深圳、香港に子会社を有していることもあり、さらに中国での事業拡大を目指していきます。米国では自動車向けの組立関連が堅調で、よりお客様ニーズに対応するためにNITTO SEIKO AMERICACORPORATIONの移転決定は、前号のニュースレターでご報告したばかりです。既に韓国メーカーとの連携、共同開発が進んでいますが、今後、新興国を中心に新しい動きが期待されるものです。
このように弊社では着実にグローバル化を進めているわけですが、それぞれの国で自国だけの縦展開だけではなく、互いの強みを生かし合う横展開を広げていくことで、モノづくりのグローバル化が進化だけでなく、深化していくでしょう。
「海外への進出は人件費などのコストを抑えるためですか?」と質問されることがありますが、そういう考えはまったくなく、弊社の理念「お客様満足度120%」を日本だけでなく、海外でも達成するためのものです。ですから、それぞれの国の従業員をリスペクトし「人財力」を向上させていく必要があるのはいうまでもありません。
今回の「グローバルQC・改善発表会」には、台湾、中国、インドネシア、タイの海外現地法人4社(マレーシアは特別聴講)の選抜メンバーが来日します。各国でのQC大会を勝ち抜いてきたグループが日本で各国の改善事例を発表いたします。事例報告を通し、問題点や今後の可能性を洗い出し、共有できるものを見つけていきます。同じテーマでディスカッションをし、意見交換を重ねていくことで、日東精工グループの一体感の醸成も図っていきます。来日メンバーは本社3事業部の各工場や協力会社を見学、研修し、日本のモノづくり・最新技術を習得してもらうことで、日東精工グループ国内外全体の技術力の底上げにつなげていくものです。
また来日メンバーには社外での研修も企画しており、異文化体験などのプログラムを予定しています。11月9日は綾部市長への表敬訪問のほか、5ケ国以上の外国人が一堂に会すという機会は稀なケースなので、地元、綾部市の豊里中学校で「グローバル交流会」も開催します。
綾部市は、人口はわずか3万3000人の市ではありますが、山崎善也綾部市長が日本開発銀行(現日本政策投資銀行)の国際部長であった経歴もあり、英語教育、国際教育にとても力を入れています。もともと戦後まもなく日本で初めて「世界連邦都市宣言」を行った市でもあり、誰もが不可能と疑った「中東和平プロジェクト」を成功させ現在も継続させるなど、小さいながらも視野を広くもったグローバル都市といえるでしょう。
弊社の海外現地法人の社員ならびにサポートする本社社員にとって、そして地元の若い世代にこの「グローバル交流会」がよい刺激となり、新しい絆、つながりが生まれていくことを祈念しています。
2.【TOPICS】
・「第28回計量計測展」&「第21回関西機械要素技術展」に出展
・「あやザニア」で「ねじづくり体験!」
・ねじがご縁の「絆コンサート」
3.【正己語録⑩】
ありがとうの効用
4.【連載⑩・あやべちょっと寄り道】
伝統の黒谷和紙でオリジナル御朱印帳
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