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HOME > ブログ > 【ニュースレター・2022年10月号(第94号)】良い締結に、面倒は似合わない。ねじ締め機の新作続々!

【ニュースレター・2022年10月号(第94号)】良い締結に、面倒は似合わない。ねじ締め機の新作続々!

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「ニュースレター」は毎月15日発行の社外報です。(メルマガ読者には翌日の16日に配信)

日東精工の取り組みや旬のTOPICS、コラムなどお役立ち情報をお届けしています。

今月号はこちら

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「ねじ締め機」のラインナップを拡大。

他社とも力を合わせ、

新たな需要にきめ細かく応えていきます

 

10月1日に、「垂直多関節型ねじ締めロボット(安川電機と共同開発)」と

「ファナック協働ロボット用ねじ締めユニット」の2つの新製品を発売。

またこれらに先がけ9月には、小型垂直多関節ロボットへの搭載を可能にし、

ねじ圧送可能な軽量単軸自動ねじ締め機「FM514VZ」「FM514CZ」を発売しています。

今号のニュースレターでは今秋発売の新製品を中心に、当社産機事業部の「ねじ締め機」の

ラインナップをご紹介します。 

 

PD400FA

 

協働ロボットメーカとのコラボで

ねじ締めの「選択肢」を広げる

 

 当社ではねじ締めロボットを1965年から開発・販売し、さまざまな分野で採用いただいています。近年は、高速高精度で作業するいわゆる産業用ロボットだけではなく、人の仕事をサポートする、文字通り人と協働するロボットのご要望も増えてきました。産業用ロボットのように安全柵を設ける必要もなくスペースも取らない。それゆえに、自動化を容易に導入できるということが「協働ロボット」のメリットです。

 協働ロボットとねじ締めユニットを組み合わせれば、比較的簡単にねじ締め工程の自動化が図れるというわけですが、その一方でねじ締め不良は製品の品質低下に直結するものですから、高い信頼性(高性能)も不可欠です。しかし高い信頼性を求めると操作が難しくなるという課題に対して、それをクリアしたのが今回のファナック協働ロボット用ねじ締めユニット「PD400FA」シリーズです。

 協働ロボットについては、当社では昨年2021年4月に欧州に本社をおくユニバーサルロボット社と連携、同社の「UR+」認証、ねじ締め分野においてアジアではじめての認証を受けています。今般、ファナック社とも「協働ロボットで、使いやすく高品質のねじ締めを」との思いを共有し、新製品をラインナップしたものです。他のロボットメーカとの開発も加速させていますが、協働ロボットメーカ複数社とのコラボは、当社だけでなく、それぞれのメーカのホームページなどにも掲出。日東精工の技術や製品をより多くの方に知っていただくことにもつながります。 

 

 

SR825ARシリーズ

 

ハイスペックなねじ締めロボットで

新しい需要に応えていきたい


 安川電機とのコラボ製品「SR825ARシリーズ」は垂直多関節型ロボットとねじ締めドライバを融合させたもので、こちらは産業用ロボットです。安川電機とは2017年から共同開発を開始。当初は日東精工がもっとも得意とする高速・低トルク帯(精密ねじや極小ねじを高速度で締めつける)の開発から進めていましたが、「国際ロボット展」などでユーザーの直接の声を集め、市場動向を分析した結果、高トルク帯(呼び径6ミリ~)のねじ締め機の開発を優先しました。

 「多関節」は当社では特殊対応としての実績はありますが、汎用製品としてははじめてのチャレンジです。この製品は、ねじ位置を決める水平方向、ねじを締め付ける垂直方向の運動だけでなく、斜め横など複雑な動きができ、さまざまなねじ締めに対応ができるというものです。従来のねじ締めロボットは、ねじ締めドライバと位置決めロボットのコントローラが分かれていましたが、これをひとつにまとめることにも成功、操作がより簡潔にできるようになりました。製品スペックについての詳細は当社ホームページなどからご確認いただけますが、ひとことでいえば、安川電機とのコラボにより、これまでと異なる領域で活躍できる製品を、ラインナップできたということ。自動車分野などで、ご提案の幅が広がると期待しています。また、このねじ締め機に対応するファスナー(工業用ねじ)についても、新たに日東精工グループに加わったケーエム精工などを含めた対応が可能であり、日東精工グループのシナジーも期待できるものです。

 

 

FM514 VZ、FM514CZ

 

 また、9月1日には小型垂直多関節ロボットへの搭載を可能にした、軽量単軸自動ねじ締め機「FM514VZ」と「FM514CZ」を販売開始しました。垂直多関節ロボット、なかでも省エネ、省スペースを意識した設備導入の意識が高まり、小型の垂直多関節ロボットを採用が増えていることへの対応です。ロボットのサイズダウンで約23%のCO2削減につなげることが可能となりました。

 当社ではサステナビリティ経営を基本とし、環境に配慮した製品で、これからもさまざまな形でお客さまのニーズにお応えしてまいります。

 

 

 

 

サステナビリティ経営推進(千葉県立現代産業科学館企画展) 

 

 

 

 

 2.【TOPICS】

 ・展示会目白押し。国内外で日東精工グループの技術力、潜在力を訴求しました

 ・「電子デバイス実装研究委員会」で異種金属接合「AKROSE」をアピール 詳しくはこちら

 ・新規ユーザーとのつながりを求め、オンライン展示会を積極活用しています

  

 3.【あやべ ちょっと寄り道53】

  あやべ発「新しい田舎生活のすすめ」

 

 4.【正己語録58】

  縁(へり)って大切。どんなものにも存在価値あり!


 

 ・PDF版はこちら

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