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インド大使館にて、インド進出の戦略をご紹介しました!

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インド大使館主催「インド関連進出セミナー」で
当社代表取締役社長荒賀誠が講師を務め、
インド進出の戦略を語りました


8月2日に東京九段下のインド大使館で
「インド関連進出セミナー Navigating Global markets: Strategies for SME Success」
が開催され、インドでのビジネス展開を開始している会社事例として、
日東精工の取組み、戦略を代表取締役社長荒賀誠がご紹介しました。




 「インド関連進出セミナー」はインド大使館が主催し、みずほ銀行がコーディネイトしたもので、インド大使ジビ・ジョージ閣下のご挨拶のあと、みずほ銀行の国際戦略本部ディレクターが概要説明、みずほ証券関係者のサポート体制の説明に続き、当社代表取締役社長荒賀の登壇となりました。
 インド進出で成功を収めた企業はすでにたくさんあるなかで、日東精工を事例紹介に選んでいただけたのは、当社のインド進出が業界から注目され、またインド政府からも期待されているものだと感じています。
 日東精工は中期経営計画「Mission G-second」の事業拡大戦略において、ファスナー事業の重点施策として「成長国への販路拡大」を掲げ、経済発展が目覚ましいインド市場に着目してきました。既に情報開示、発信しておりますがインドで冷間圧造部品を手がけるVulcanグループと、今般、株式譲渡契約を締結し、目下、株式譲渡の実行準備を進めているところです(インドの関係当局からの承認取得等、クロージング条件が整うまでに想定より時間を要する見込みとなり、取得日を「2024年5月(予定)」から「2024年12月期第3四半期中(予定)に変更」)。


 Vulcan社はインドの首都デリーの南西約30㎞に位置するハリヤーナー州のグルグラム(旧称グルガオン)に本社を構え、ハリドワールと合わせて2工場を有しています。グルグラムの産業は、1970年代にスズキのインド法人「マルチ・スズキ・インディア(Maruti Suzuki Private Limited)」が自動車製造工場を設立したのを皮切りに、デリーの衛星都市として急速な発展を遂げています。
 Vulcan社は難易度の高い製品を自社開発で製造できる強みを持ち、売上の業界比率は、72%が二輪車、22%が四輪車、6%が商用車。日系をはじめとする優良企業への販売実績が豊富で、幅広く安定した顧客基盤を有しています。

 このM&Aでは、当日東精工グループとVulcanグループの互いの販路活用や技術力の共有など事業のシナジー効果の発揮が期待されるほか、経済成長が著しいインドでの自動車・二輪車業界に幅広く市場参入し、当社グループの更なる販売力と製品力の強化に繋げ、成長を加速させてまいります。さらにVulcan社は、非日系企業との取引が多く、当社グループの戦略に掲げる「非日系企業比率の向上」にも大きく貢献するものです。


※なお8月2日のセミナーに先立ち、7月22日、当社が賛助会員となっているNPO法人日本インド文化経済センター(以下NICE)主催による在大阪・神戸インド総領事館のニキレーシュ・ギリ総領事(写真中央)のご異動に伴う送別会が、京都市内のクエッションビル内で開催されました。送別会には当社からも荒賀代表取締役社長(写真右)、小雲執行役員(写真左)が招待され、その他にも西脇京都府知事、松井京都市長やインド経済関係者が多数出席をされ盛大に執り行われ、席上において当社インド進出に伴う有意義な情報交換等を行いました。インドとの関係は今後も深めてまいります。



※本ページの内容は、ニュースレター9月号にも掲載しています


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