イタリアのSIRA社を訪問 欧州市場での伸長を目指す
イタリアの販売会社SIRA社との関係を深め
欧州市場での伸長を目指していきます
本年10月、当社代表取締役社長荒賀誠と執行役員で海外事業本部本部長の小雲康弘が、
イタリア・ミラノに本社をおくSIRA社を訪問し親交を深めました。
欧州市場での日東精工グループの展開をさらに拡大してまいります。
当社中期経営計画の戦略の一つにグローバル化の推進を掲げており、すでにこのニュースレターでもご紹介していますが、近年、成長著しいインド市場に目を向けインドの冷間圧造部品メーカ Vulcan社とのM&Aを進めている一方で、欧州市場での事業拡大も視野に入れており、グループ会社の日東精工アナリテックの現地法人をドイツに新たにつくり、展示会などへも積極的に出展。10月に行われた「IZB（国際サプライヤー展）」では、ドイツの大手メーカからもファスナー（ねじ）の引き合いをいただいています。
新規のお客様を開拓していく一方で、従来のお得意様との深耕も大事で、今回のドイツ「IZB」出展視察に合わせ、当社代表取締役社長荒賀誠と執行役員で海外事業本部本部長の小雲康弘がイタリアへも足を延ばし、既にお付き合いのあるSIRA社を訪問しました。SIRA社は機械工具を扱う製造販売会社で、日東精工とはおもに産機事業本部の「ねじ供給機（フィーダ）」を販売していただいています。同社は1972年に創業から、じつに半世紀以上のお付き合いがあるわけですが、今回の出張訪問で、両社のさらなる関係強化を確認することができました。
SIRA社はイタリア国内に多くの販売店をもっていますが、欧州大手メーカとの取引実績も豊富で、今後さらにイタリア国内だけでなく周辺諸国へと販路を拡大していく計画があり、そこに日東精工の製品も積極的に拡販いただく。また産機事業の他の製品のみならず、ファスナー製品などについても新規検討いただき（2025年から本格的な拡販を開始予定）、日東精工グループのトータルファスニングソリューションの強みを訴求していただくことにもなりました。既に当社がターゲットユーザーとしていたイタリアの大手メーカへの積極的な営業活動により他社製品からの置き換え受注に成功しています。またCE規格の改定により、従来機種のバージョンアップを図っていかなければなりませんが、その対応についても、欧州の規格事情に詳しいSIRA社からも助言をいただくことになっています。
また2025年にはSIRA社と合同でイタリアでの展示会にも出展する計画を進めており、信頼関係を深めてまいります。
※本ページの内容は、ニュースレター12月号にも掲載しています
