【目的別】流量計の選定方法を解説

流量計の役割
目的にあわせて、流体の量を計測・管理・制御するための技術。
流量計は流体(気体・液体)の移動する量を測定する機器です。
流量の計測は温度や圧力などと並んで、プロセス計測上もっとも重要な測定量です。
流量計は種類が多く、計測目的や液体の性質に合った選定を行わないと流量計・流量センサに異常が
発生する恐れがあり、それが原因で生産効率の低下やメンテナンス、修理が必要になることが考えられます。
トラブルを引き起こさないためにも弊社スタッフが最適な計測方法をご提案いたします。
●積算流量管理
配管内を通過する流体の容積または質量を計測
▲用途
・水や蒸気の使用量管理
・ボイラや炉の燃料消費量管理
・薬品、食品、燃料油の取引
●瞬時流量管理
単位時間内に配管内を通過する流体の容積または質量を計測
▲用途
・潤滑油、冷却水等の流量監視
・ポンプ、エンジン等の性能試験
・バーナ、スプレーノズルの性能試験
●定量バッチ制御
一定量を容器またはタンクへ仕込む
●流量定値制御
配管内の瞬時流量を一定に保つ
▲用途
・化学薬品の流量制御
・塗料や接着剤の塗布量制御
・添加物の注入量制御
●流量比率制御
AラインとBラインに取り付けられた流量計からの出力信号をもとに
Aラインに対してBラインの流量を一定の比率に制御する
▲用途
・2液の比例混合
・化学薬品の希釈
活躍している分野
工業から農業、食品や医療、航空・宇宙まで、幅広い分野で欠かせない計測器
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