• 各種ダウンロード
  • メルマガ配信登録
  • お問い合わせ

HOME > ブログ > 【ニュースレター・2018年8月号(第44号)】自動車分野の成長を見据え拡大戦略を展開中

【ニュースレター・2018年8月号(第44号)】自動車分野の成長を見据え拡大戦略を展開中

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「ニュースレター」は毎月15日発行の社外報です。(メルマガ読者には翌日の16日に配信)

日東精工の取り組みや旬のTOPICS、コラムなどお役立ち情報をお届けしています。

今月号はこちら

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 当社は「日東パワーアッププランⅠ(2009~2011)、「日東パワーアッププランⅡ(2012~2014)、そして2015年から「日東パワーアッププランFINAL」を策定しており、2009年から数えると10年目、最終年度に当たる2018年は過去最高売上、純利益を目指しています。そのためには技術力強化、営業力強化は必要不可欠であり、広島営業所や京都R&Dセンターなど国内に新拠点を開設。海外では韓国支店開設、韓国エンエプ社と資本提携、アメリカ現地法人化、マレーシア子会社化など、グローバル展開を一気に加速しています。 

 そして、事業領域拡大(M&A)も敢行。これはファスナー事業を軸に自動車分野での成長を見据えたものです。当社のファスナー(工業用ねじ)は自動車分野で既に多数採用されているほか、ねじ締め機や自動組立の分野(産機事業)、マイクロバブル洗浄(制御システム事業)などでも自動車業界から高く評価をいただいています。 

 そして今後、軽量化や自動運転などに対して、当社の技術・製品が更に貢献していくことも間違いありません。車種にもよりますが、1台に3000本以上のねじが使われており、小さなねじでも、1 本1 本、その重量の積み重ねが車の重量に影響、コストや環境面にも関わってきます。
 自動車の重要保安部品については、これまでは安全上の配慮から、セルフタッピンねじ(めねじ加工=ナットが不要)の採用には慎重な姿勢が示されてきましたが、当社では安全上の懸念をクリアーしています。また海外では既にセルフタッピンねじが採用されていることから、国際競争という観点に立てば、近い将来、当社のねじが自動車業界の締結をがらりと変えていくであろうことが充分に予測できます。

 9月5日〜 7日「第1回名古屋クルマの軽量化技術展」にも出展し、当社の強みを訴求する予定ですが、こういった自動車分野での成長のための布石のひとつがM&Aです。

 既にこのニュースレターでもご紹介してきましたが、これまでの当社のM&Aについて一覧にしてみました。 

 

協栄製作所(奈良) インドネシア 伸和精工(長野) サンロックオーヨド(大阪)
太物ファスナー 第2工場 プレス・金型 ファスナー事業

太物ボルトM6~M24を製造・販売、自社伸線に強みをもつ協栄製作所を2016年10月に子会社化。これにより精密ねじから太物ボルトまで守備範囲を広げることが可能となる。

現地メーカー「PT.ISOGAIINDONESIA」の事業(一部)を2018年1月に譲受。自動車専用の第2工場を建設し、インドネシアでの生産能力・売上拡大が見込まれる。

 

伸和精工は精密プレス部品・金型を製造販売。2018年5月に子会社化。今後は、ねじ+プレス品の複合化部品の展開とグローバル供給体制の確立を目指す。

 

メタルワンの子会社である同社のファスナー事業を協栄製作所が譲受(2018年11月事業譲渡予定)。得意とする自動車向け製品の供給能力が拡大。

当社はリーマンショックや大規模な自然災害にも対応し、営業利益は23年連続で黒字を継続中です。これは堅実に経営を進めてきた証でありますが、守ってばかりでなく、常にマーケットにアンテナを張り巡らせ、お客様のニーズにお応えしようとしてきたこと(お客様満足度120%を目指していたこと)、常にチャレンジする姿勢をもち続けてきたことでもあります。これからも日東精工をよろしくお願いします。

 

 

「日東テクニカルレポート2018」には、今後の「可能性」が凝縮されています

 

 企業にとって成長のエンジンは技術力・開発力です。

 当社研究開発部はファスナー、産機、制御システムの戦略をサポートし、今ある製品のブラッシュアップに貢献しています。そして、さらに大切なミッションが、事業部の枠を超え社としての5年、10年後、あるいはその先を見据えた技術開発です。当社『人生の「ねじ」を巻く77の教え』でいえば、41番「明日に花咲くつぼみを育てよー新規開発を意識する」といえるでしょうか。

 実際、当社にはたくさんのつぼみがあり、毎年7月に「日東テクニカルレポート」で研究・開発の成果の一部を公開しています。ここでは直近の78号で紹介した研究テーマと担当者を記しますので、ご興味をいただいた方は各所にお問合せください。


★高周波信号処理技術開発―波形自動分類―(研究開発部 林喜弘)
★セルフタッピンねじTAPTITE2000®の塗付剤併用ねじ込み性能
 (ファスナー事業部 六渡秀鷹)
★NXドライバT3シリーズの開発―ギヤユニットのトルク伝達精度向上―
 (産機事業部 寺井俊朗)
★プロセスコントローラBC100の開発(制御システム事業部 髙井英之)

 

 

パラグライダーで世界一を目指せ! 当社社員が日本代表に選ばれました

 

 2年前のニュースレターで、スポーツ分野で活躍している日東精工社員・関係者を特集。そのなかで、当社産機事業部の岩崎拓夫がパラグライダーの第一人者であると紹介しましたが、さらに技術に磨きをかけ2017年度の日本ランキング(JHF)では1位を獲得しています。そして日本代表に選出され、本年8月18日からインドネシアで開催される「第18回アジア競技大会」への出場が決定しました。

 「パラグライダーは集中力の持続が重要。そして風速や風向きなど瞬時の修正力が試され、世界の強豪に対峙することでメンタルも鍛えられ、それが仕事にもプラスになっている」と岩崎。「世界で活躍できる選手がいることは社の、そして地元の誇り」と当社代表取締役社長材木正己。当社では懸垂幕を設置、ポスター掲示、激励会を実施し全社を挙げて応援ムードを高めています。アジアでも、そして世界でもナンバーワンとなるよう、今後もサポートしてまいります。

 

 

 -----------------------------------------------------------------------------------------------------------------

 2.【TOPICS】

 ・兵庫ものづくり支援センター但馬開設記念イベントで当社社長が講演

 ・理系女(リケジョ)フォーラムで日東精工の魅力をアピール! 

 ・当社人財教育本の印税で綾部市図書館に児童書を寄贈 詳しくはこちら

 ・80周年記念事業として「グローバルQC・改善発表会」

                                          

3.【正己語録⑧】

  「一点突破・全国展開」、問題解決のための第一歩

 

4.【連載⑧・あやべちょっと寄り道】

  筆供養と萩まつり岩王寺

 


 

 ・PDF版はこちら

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加