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【ニュースレター・2019年7月号(第55号)】日東精工だからこその強み!「締結のトータルサポート」とは?

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「ニュースレター」は毎月15日発行の社外報です。(メルマガ読者には翌日の16日に配信)

日東精工の取り組みや旬のTOPICS、コラムなどお役立ち情報をお届けしています。

今月号はこちら

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「締結のトータルサポート」は、

他社が真似することができない、

日東精工だからこその、絶対的な強みです
 

日東精工は「締結のトータルサポート」をキャッチフレーズにしています。

これはファスナー事業、産機事業、制御システムの3事業連携で<締結に関連するどんな要望にも

総合力できめ細やかに対応し他社の追随をゆるさない>ということです。

今号ではこの当社の「締結のトータルサポート」の意味するところ、

そしてそれが他社には真似できない理由をあらためてご紹介していきます。

 

 

  

世界でも稀な3事業連携

~ねじとロボットと流量計の事業部が

スクラムを組むシナジー(相乗効果)とは?~


 日東精工の大きな強みは、ファスナー、産機、制御システムと3つの大きな事業柱があって、それぞれが独立しながら、同時に互いに連携していることです。

 他社ではねじ締め機メーカが別のねじメーカと連携し、それを強みとして紹介しているところもありますが、当社では何十年も前から、3つの事業の連携という形で、しかも社内でそれを実現できているのです。

 たとえば、製品の軽薄化とともにねじも小さいものが求められるようになり、当社では軸径が1ミリクラスの精密ねじを大量に生産していますが、このねじは人間の指でつまむこともなかなか難しく、ましてや手でトルクを調整して締めるということはまず不可能なものです。この精密ねじは製品の組立に使用できてこそ、はじめて力を発揮できるわけで、ねじメーカがいくら画期的ねじを開発したからといって、それを使いこなせる環境が整わないと単なる自己満足に終わってしまいます。もちろんそのねじ自体が粗悪品であっては、組み込まれた製品自体の品質が悪くなり、評判はがた落ちになってしまいます。

 日東精工では、肉眼では検査もできない微小なねじの品質を保証し、その使用環境まで整える、そこには何と、想像ではつながりようのない、ロボットを手がける産機事業部と、流量計を手がける制御システム事業部の技術力が生かされているのです。

 

 

 

0.6ミリのねじも検査できる

高性能検査選別装置「ミストル」シリーズ

ー精密加工と精密検査技術が生きる制御システム事業部ー

 

 当社でいちばん長い歴史のある制御システム事業部は、もともと量水器(水道メータや流量計)の製造から始まりました。液体の量を計測する機器ゆえに、必要とされることはその計測制度。つまり歯車や羽根車、計量室などの加工精度が求められました。その微細加工で培った技術を活かし、またその計測の対象を広げてきた結果、いまや流量の測定だけではなく、地盤の固さの測定や、カメラを使った部品の形状検査など、その計測領域は多岐にわたっています。
 もともと社内設備として、精密ねじの画像検査装置も昔から手がけてきましたが、今年6月には0.6ミリ径極小ねじなどの超小物部品の外観・寸法検査も可能とした、超小物部品専用検査選別装置「ミストル(MISTOL®)Fタイプ」を発売しています。
 このような検査測定技術を用いて、精密ねじの品質を保証しているのです。

 

 

ミストルFタイプ①

 超小物部品検査選別装置「ミストルFタイプ」

 

 

  ミストルFタイプ②  ミストルFタイプ③

 

 

極小ねじ

 検査対象部品例(極小ねじ)

 

 

 

精密ねじ締めの苦労を克服した

自動化装置

ーロボット、フィーダ、締付け技術が生きる産機事業部ー

 

 精密ねじを従来のねじ供給機で自動供給しようとしても、その小ささと軽さのためにすぐに詰まりが発生してうまくいきません。もちろんワークのねじ穴位置までロボットが搬送する途中にワークの中に落とすことなどがあってもいけませんし、締付けにおいてもグラム単位でトルクをコントロールするなど、精密ねじゆえの様々な問題が発生します。これらを克服できるのは、長年ねじ締め機、ねじ締めロボットのトップメーカとして製品改良を重ねてきた、当社の強みがあるからです。

 

卓上ねじ締めロボット

 卓上ねじ締めロボット

 

ディスク式精密ねじフィーダ

ディスク式精密ねじフィーダ 

 

 

 

ねじを知りつくしたロボットメーカ、

検査・計測機器メーカだからできること

 

 3つの事業は一見別々のようですが、中で結びつき「トータルサポート」を具現化しています。これらはいわば「シナジー」でもありますが、当社は中期経営計画「NITTOSEIKO Mission"G"」の戦略の下、このシナジーを国内・海外の子会社の技術融合へ拡大し、より高度で広領域のサポートができることを目指しています。今後の挑戦にご期待ください。

 

 

 

 2.【TOPICS】

 ・IR説明会を東京・大阪・福知山で開催

 ・「アンコンシャス・バイアス・ハラスメント」研修を実施しました

 ・日東協力会65周年を記念し、インドネシア現地法人視察ツアー

 ・地盤調査機「ジオカルテ」タイでのイベントに出展・実演

                                          

3.【正己語録⑲】

  礼儀とは相手の好奇心から生まれる

 

4.【連載⑲・あやべちょっと寄り道】

  鰻でなくお餅!髙倉神社「土用の丑まつり」

 


 

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