【ニュースレター・2022年8月号(第92号)】「HANNOVER MESSE 2022」に初出展しました!

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ドイツ・ハノーバーで開催された見本市
「HANNOVER MESSE 2022」に
初出展しました
「HANNOVER MESSE」はドイツで開催される、欧州・中東の
メーカが集う世界最大規模の産業技術専門展示会です。
本年は5月30日から6月2日まで開催され、当社も初出展しました。
今号の巻頭特集はこの展示会をレポートします。
世界最大級の展示会で
日東精工の技術力を強くアピール
世界最大規模の産業技術展示会「HANNOVER MESSE」。コロナ禍で一昨年、昨年は中止を余儀なくされましたが、本年はリアルとオンラインのハイブリッドで開催。
オープニングセレモニーではドイツ首相オラフ・ショルツ氏がスピーチし、また会場を直接視察するなど、ドイツが国をあげて本展示会の成功を後押ししていました。会期中、本会場には約7万5000人が訪れ(出展社数も約2000社におよびます)盛況な展示会となりました。日東精工も欧州市場の拡大を目指し、この「HANNOVER MESSE 2022」に初出展しました。
日本の展示会との違いとして感じられたのは、その国際色の豊かさです。当社ブースだけを見ても欧州各国をはじめ、インド、ブラジル、エジプト、カナダ、中国、韓国などじつに様々。欧州に強いネットワークをもつ当社グループの日東精工アナリテックや三菱ケミカル社、SIRA社の現地駐在の方からサポートを受けながら、多様な方々にPRすることができました。
日本からは、当社も含めた8社が出展(*代理店・商社からの出展は除く)。当社は自動車関連・ロボット関連のホールにて展示。ねじやワークに付着するコンタミネーション(ほこりなど小さなごみ)の除去をテーマに、ねじ・ねじ締めロボットの両面からご提案しました。
実演・体験コーナーにてコンタミ対策ユニット搭載ねじ締めロボット&CPグリップを展開。
★コンタミ対策ユニット搭載ねじ締めロボット
電子機器や精密部品など、コンタミネーションを嫌うワークを扱うユーザーからの要望に応える、新たなコンタミ対策ユニットです。
圧送式(エアーを用いてねじをドライバ先端に送る)を採用することによって、サイクルタイムを犠牲にすることなく、コンタミ対策が可能です。
★CPグリップ
また、ねじ締めロボットだけでなくねじ側でのコンタミ対策もご紹介しました。
ワークのめねじに付着したコンタミネーションを、ねじに塗布した特殊マイクロカプセルにより吸着保持します。
※CPグリップについては動画をご覧いただけます。
現地メディアなどでも
高評価を得る
今回の出展にあたり、ありがたいことに多くの媒体から取材をいただきました。掲載記事の一部をご紹介します。
★日本企業をレポートした「Salesforce」のサイト
「日東精工は、建屋の中央ドアから入ってすぐという場所の良さ、日本から持ち込んだ大型のねじ締め機など、複数の最新機器を展示しており、参加者の興味を引いたようです。日本から営業担当者だけでなく、マーケティング担当者も現地入りする力の入れようです。ブースもきれいに造作していて、その場で商談に落とし込むために手を尽くしている印象を受けました」
★The Daily NNA ドイツ&EU 版
「略……『Yθ型ねじ締めロボット《通称:ねじロボ》SR565Yθ-Z』は『ちりやねじの金属くずを減らしたい』という顧客の要望に応え、コンタミを逃がす装置も組み込まれている優れものだ。日本が得意とするオールインワンの良さが発揮されている製品と言えるだろう」
そのほかにも、「日経XTECH」やジェトロのホームページでも取り上げていただきました。
当社は1969年の台湾を皮切りに、インドネシア、タイ、マレーシア、中国、韓国などのアジア、そしてアメリカと、計8か国15拠点を置いており、グローバルに事業展開しています。そして、今後さらに海外での事業比率を上げていくことが、当社中期経営計画「NITTOSEIKO Mission“G”」の戦略テーマの一つです。
もちろん、既に欧州のお客さまとの取引実績は多数あり、前号の巻頭特集でも少しふれましたが「CEマーク」、これは製品をEU加盟国へ輸出する際の安全基準条件を満たすことを証明するマークですが、たとえば産機事業部のねじ締め機NXドライバ「SD600T」など、CEマークに適合した製品も製造販売しています。
今回のドイツ「HANNOVER MESSE 2022」への出展により、既存のお客さまとの関係の深耕と同時に、新規のお客さまの獲得、また欧州市場への本格参入の足掛かりをつくることができました。日東精工グループでは今後もこういった国内外の展示会に随時出展し、当社の事業や技術力をご理解いただけるよう発信してまいります。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 当社代表取締役社長 材木正己の 「旭日双光章」受賞記念 感謝の会を開催しました _____________________________
人が「集う」ことについては、コロナ禍が続き長く自粛をしておりましたが、工夫をしながら 少しずつ前へ進めていくこととし、6月14日、京都市内のホテルで「旭日双光章」受章記念の 感謝の会を開催しました。 「叙勲は多くの方々の支えがあってこそのもの。 皆さまに感謝を伝え 喜びを分かち合い、それをまた新しい力にしていきたい」という当社社長材木正己のかねてから の思いをようやく形にすることができました。
既にご案内のように昨年秋、当社代表取締役社長材木正己が「旭日双光章」を受章しました。 コロナ禍の非常事態で宮中での授与とはなりませんでしたが、12月3日に経済産業省の近畿経済産業局伊吹英明局長に京都府綾部市にある当社本社まで足をお運びいただき、天皇陛下の名代として位記と勲章を授与いただきました。社内での勲章授与式でしたので、材木本人だけではなく当社役員や管理職も参列し喜びを共有することができました。 材木は経営者として、一部上場(現プライム)企業である当社を安定成長させ、それを通じて地域貢献・社会貢献を行ってきました。国や京都府、綾部市などいくつもの業界団体の役職を歴任。たとえば京都工芸繊維大学の経営協議会委員や京都経営者協会副会長、綾部市の防犯協会会長などを務め、地域の発展、人財づくりに積極的に関わってきたことが評価されました。 もちろん、材木個人だけでなく、当社の礎を築いてきた先達をはじめ、お取引先さま、株主さまなど、日東精工に関わっていただいているすべての方の支えがあってのものです。この受章の喜びを皆で分かちあって、そして、当社の明日への活力にしたいと、材木自身、かねがね希望しておりました。 コロナ禍については、完全収束にいたっていませんが、各自治体などでは工夫をしてお祭りやイベントを開催するようになり、また修学旅行なども実施、観光キャンペーンも再開される状況になってきました。そこで今般、6月14日に京都市内の『THE THOUSAND KYOTO』にて、受章記念の感謝の会を、衛生管理を徹底のうえ開催しました。昨年の受章の折には各方面からたくさんの祝花 胡蝶蘭を頂戴しましたが、今回の感謝の会には、本田太郎衆議院議員、西脇隆俊京都府知事をはじめ皆さまから祝電をいただきました。 当日は当社製品を扱っていただく販売代理店の方を中心に約50名をお招きしました。当社からは材木正己本人をはじめ役員・執行役員が参加したほか、日東精工グループ各社の代表も出席させていただきました。
日東精工は成長戦略のもと、2018年には伸和精工、2020年には日東精工アナリテック、そして本年4月にはケーエム精工とのM&Aを実施しています。新しくグループに加わった会社のお披露目の機会をなかなか設けることができませんでしたが、この感謝の会を通して、これまでコロナ禍で制限されていた人的交流も行うことができました。製品の一部やパンフレットを展示するなど、各社で情報交換を行いました。 また、遠方からお見えになった方への京都らしい演出をということで、こちらもウイルス対策をしっかりしたうえですが、花街(宮川町)の芸妓さん・舞妓さんが舞を披露、お祝いの場に彩りを添えていただきました。 前述のように、人数制限の都合もあり、販売代理店の方を中心にした会でしたので、お取引先さまをはじめ、ねじ業界、産学連携先、地域連携、メディアなどの皆さまをお招きできませんでしたが、改めて受章の報告と感謝を申し上げます。これからさまざまな仕事を通して「感謝」の想いを形にしていければと願っています。
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