廃棄量削減

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新中期経営計画 Mission G-second 2025年度目標
廃棄量 原単位 5%(2019年比)


不要物廃棄量の原単位5%削減を新中期経営計画目標に設定し、「工程内良品率の向上」「加工効率の向上」「リサイクル、リユースの促進」「ペーパーレスの推進」などの側面から施策を進めていきます。
 





 

工程内良品率の向上


 製品廃棄量を削減するために、関連部署が課題を分析し、KPIを定めて逐次製造工程の見直しや検査体制の強化、生産現場従
業員への教育などを実施しています。

  

 

リサイクル、リユースの促進

【廃アルカリ減量化装置】
 日東精工の廃棄物の約半分を占める廃アルカリに対応するため、「廃アルカリ減量化装置」を自社にて設計・製作しました。自社製品であるマイクロバブル発生装置も利用しています。
 設備稼働が始まった2021年より、年々廃アルカリ量を減少させており、今後も安全性や作業性の確保のもと、さらなる処理の継続、改善を進めていきます。



【廃プラスチック類の廃棄物固形燃料化(RPF*)と減容化】

 廃プラスチックの処理について、廃棄(焼却処理)から廃棄物固形燃料化(RPF)に変更しました。CO₂の観点からも、約38%の削減が可能です。また、収集運搬にかかる環境負荷にも考慮し、社内に圧縮機を導入。廃プラスチックごみの容量を1/6程度に圧縮し、RPF化処理業者への運搬回数を年6回から1回に削減することができました。ごみの圧縮作業は、特例子会社日東精工SWIMMYにて行っています。

※RPF:廃プラスチック類を主原料とした廃棄物固形燃料。原料性質が一般廃棄物と比較して安定しているため、製造コストが低く、低位発熱量が高い。石炭の代替となる燃料として工場の熱源や発電用途などに用いられる。



【メッキ汚泥の減量化】
 さらに廃棄物の減量化を進めるために、めっき汚泥の減量化(鍍金汚泥中の水分を乾燥させ、重量を軽くして減量化)
を検討しています。これらをはじめ、有価物化の検討や、廃棄物のさらに環境負荷の低い処理方法の模索などを行っていきます。


 

ペーパーレス化

 これまで使用されてきた印刷物の実態を把握し、デジタル化や書類そのものの廃止等を進めることによって、印刷量の削減を実施しています。昨年には約6,000枚/月の減少が可能となり、業務効率も向上しました。
 今後も働き方改革や作業の自動化を推進しながら、廃棄物の削減に取り組んでいきます。

 

 

 

 

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