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新型振動検査装置「KizMILⅡ」を新発売!

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新製品、新型振動検査装置「KizMILⅡ」をご紹介いたします。

 

◆製品特長

KizMILⅡ」は、センサ部とコントローラ部から構成され、製造設備における工具・金型・各種部品、あるいは生産工程における各種製品に生じる振動を観測し、これらの劣化、破損を検知します。お客様がお持ちのパソコンや外部機器に振動波形を取り込むことも可能です。 

 また、センサ部はねじ込み固定式となっているため、振動を検出したい箇所や治具等に容易に取り付けることができます。

 

(1)広帯域の振動波形を観測
高速のA/D変換器と広帯域のアナログ回路の採用により、AE(アコースティックエミッション)を含む低周波から高周波(50Hz~2MHz)まで広帯域の振動を観測することが可能。

 



(2)大容量データ保存を実現
従来機同様に低周波振動の波形データと従来機では不可能であった高周波振動の波形データを大容量コンパクトフラッシュ(最大2GB)に保存することが可能。

 

(3) 常時検査を実現
当社開発の信号処理用ICに搭載された波形検出ユニットによりリアルタイムで振動を観測することができるため、従来機に存在していた検査不能時間を解消し、確実に不具合を検知することが可能。

 





(4)2箇所同時の検査を実現
1台のコントローラに2つのセンサを取り付けることができるため、2箇所同時の検査が可能。

検出した異常振動の波形データはコンパクトフラッシュ(2チャンネル×16,384点)に保存可能。

 

(5) 高周波振動環境下での検査を実現

信号処理用ICに搭載された波形検出用ディジタルフィルタを用いて正常時の高周波振動成分を除去し、異常時振動成分を抽出することで従来機では困難であった高周波振動環境下での検査が可能となり、検査の適用範囲が拡大。また、正常時の振動波形データからこれを除去するためのフィルタを容易に設計することが可能。

 

(6)PCソフトによるパラメータ設定や波形確認

従来機同様、パソコンとシリアル接続することにより、パソコン上の端末ソフトを通じてアンプ増幅率・サンプリングレート・振動検出条件などの設定・変更が可能。また、波形検出用ディジタルフィルタ決定と特性確認なども可能。

 
(パソコンはお客様にてご準備ください)


◆導入事例


   

  

◆外観図・構成図

 
         外観図                     構成図


◆製品仕様


項  目

仕  様

チャンネル数

2チャンネル

サンプリングレート

16Msps(最大)

信号周波数

~2MHz(LPF遮断周波数)

保存波形

2チャンネル×16,384点

トリガ方式

通常トリガ~プレトリガ15段階

波形検出用

ディジタルフィルタ

4個(1個あたり16係数、各フィルタの接続が変更可能)

検出方法

一定値以上/未満の振幅が一定時間継続

一定値以上/未満の振幅が一定頻度発生

コントローラ寸法

W220×H120×D303(mm)*突起部除く

電源電圧

AC100~240V *AC100V仕様ではノイズ対策部品の交換要

外部入出力

入力点数:16点、極性:NPN

出力点数:16点、極性:NPN

 

 ニュースリリースはこちら⇒https://www.nittoseiko.co.jp/news/news_2018/kizmil2_sale.html

   製品チラシはこちら⇒https://www.nittoseiko.co.jp/dcms_media/other/kizmil2_1811.pdf


お気軽にお問い合わせください

      

 

 

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