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【ニュースレター・2021年3月号(第75号)】世界初!!「医療用生体内溶解性高純度マグネシウム材料」の開発に成功

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「ニュースレター」は毎月15日発行の社外報です。(メルマガ読者には翌日の16日に配信)

日東精工の取り組みや旬のTOPICS、コラムなどお役立ち情報をお届けしています。

今月号はこちら

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世界初「骨接合用金属素材」の開発に成功

共同記者発表を行いました 

 

日東精工と京都府立医科大学・富山大学などのグループが、京都府の支援を受けて

「医療用生体内溶解性高純度マグネシウム」を共同開発。このたび特許出願を行い、

今後、本素材を用いた医療用インプラント製品の開発に本格的に着手することとなりました。

 

 

 2月18日、当社が本社をおく京都府綾部市の北部産業創造センターで、京都府の主催にて堤総研、富山大学、京都府立医科大学、日東精工、京都府による「医療用生体内溶解性高純度マグネシウムに関する共同発表記者会見」が開催されました。

 記者会見の要旨は、骨折手術などで骨の固定に使ったあと、役目を終えると身体の中で溶けてしまう医療用インプラント製品(髄内釘やねじ)に適した高純度マグネシウム材料の開発に成功したというものです。これまで骨折などの治療にはチタン合金やステンレス製の金属製インプラントが使われ、骨の接合後に抜去する手術が必要でしたが、麻酔をかけての抜去手術は、大人はもちろん、とくに小さな子供にとっては大きな負担。それが不要となる、世界初のまさに画期的開発です。

 

記者会見

 

 

 京都大学堤定美名誉教授の「金属マグネシウムを生体材料に適用するアイデア」をベースに、2016年に京都府中小企業技術センターが設立した「マグネシウム製品開発研究会」に、当社も「素材研究及び素材形成技術の開発」という役割で参画。この共同開発に一定の成果が得られたことで、特許出願、記者会見の運びとなったものです。

 特徴を簡単にあげると―特殊な精錬法でマグネシウムを99.95%以上まで純化させることで、不純物による毒性が少なく、溶けても安全性が高い。結晶の状態を制御することで、骨折した骨が修復を開始するまでの数週間はほとんど溶解せず、数週間後から緩やかに溶解する「初期溶解抑制」が可能となった。骨が再生する適切なタイミングで溶解が始まり、インプラントの強度の低下と、骨への負荷が緩やかに増すため、丈夫な骨の形成を促進する。つまり、症状、環境によって、よりきめの細かい対応ができる―というものです(特許出願:特願 2020-207080)。

 

マグネシウム

 

 
既存の3事業と新しいメディカル事業の

シナジー効果期待大 

 

 当社では中期経営計画「NITTOSEIKO Mission“G”」で事業領域拡大を謳っているなかで、メディカル事業分野への進出・拡充を目指しており、昨年7月には医療用照明器「フリーレッド」を開発販売しています。今回記者発表をした骨接合用金属素材は今後インプラント製品として医療機器の承認を取得し、5年以内の上市を目指します。

 従来の医療用インプラントなどは、再手術で取り外す前提で形状が決まっていますが、その必要がなくなることで、より強度や安定性を高める形状の追求が可能です。これは当社のファスナー、産機、制御システムで積み重ねてきた知見を活かせる得意分野です。つまり、今後、これまでの3事業にメディカル事業を加えた4事業のシナジー効果が高まっていくことは、間違いありません。 

 

試作品

 

 

 

 NITTO'S SDGs(受験生応援ゆるみ止めねじ)

 

 

 

 2.【TOPICS】

 ・「スポーツエールカンパニー2021」にスポーツ庁から認定されました 詳しくはこちら

 ・連結会社 日東精工アナリテックが水分測定も可能な自動滴定装置を開発 詳しくはこちら

 ・THE COBOT EXPO JAPAN 2021 WINTER でねじ締めツールをデモンストレーション

 ・「第12回微細加工EXPO」に伸和精工が出展しました 詳しくはこちら

 

 

 

 3.【あやべ ちょっと寄り道㉟】

  新しい日本の歩き方~あやべ編~

 

 

 4.【正己語録㊴】

  ニュートラル思考のすすめ


 

 ・PDF版はこちら

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