【ニュースレター・2021年4月号(第76号)】「健康経営」の日本代表!

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「ニュースレター」は毎月15日発行の社外報です。(メルマガ読者には翌日の16日に配信)
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経済産業省と東京証券取引所が全国で一業種一社、48社を選定
「健康経営銘柄 2021」に
日東精工が選ばれました!
健康に関する当社の様々な施策・取り組みは社外からも高くご評価いただくようになり、
3月4日には「健康経営銘柄 2021」と「健康経営優良法人(ホワイト500)」にダブルで初選定されました。
今号では代表取締役常務の荒賀誠が当社「健康経営」についてご紹介していきます。
健康経営の礎は企業理念
当社には企業理念をまとめた冊子『我らの道』がありますが、そのなかの我らの信条で最初にうたっているのが〈一.我らはよい自己をつくる 健康を増進し 品性を養い 知識を求め 技術をみがいて 健全な人格をつくる〉です。
今でこそ「健康経営」は企業価値を測る一つの指針になっていますが、かつては「モーレツ」であることが美徳とされ、「24時間働けますか?」といったCMも流れるなど、多少無理をしてでも遮二無二に働くことが良いという風潮がありました。しかし、そんな時代にあっても、あるいはそれ以前、半世紀以上も前から、当社では社員一人ひとりが心も身体も健康であること、〈よい自己をつくる〉ことを、まずいちばんにおいてきました。
そして標語、スローガンだけで終わらせることなく、その時々に応じて対策を行ってきたことが、今回の「健康経営銘柄 2021」の選定につながったのだと思います。同時に経済産業省と日本健康会議が共同で実施する「健康経営優良法人2021(ホワイト500)」にも選定され、また今年は、これに先立ち1月にはスポーツ庁から、従業員の健康増進に積極的に取り組む企業として「スポーツエールカンパニー 2021」の認定も受けています。
「健康経営銘柄」とは企業価値の向上を重視する投資家に対して、健康経営に取り組む企業が社会的に評価され、健康経営の取り組みがさらに促進されることを目指すもの。
「健康経営優良法人」とは健康経営の実践に向けた基礎的な土台づくりとワークエンゲージメントといった企業の取り組みが評価されるもので、日東精工はその上位500法人に該当。
「スポーツエールカンパニー」とはスポーツ活動を積極的に取り組む企業を「見える化」し、「従業員の健康管理を戦略的に取り組んでいる企業」として認定するものです。
中期経営計画で健康経営を加速化
ここ数年の当社の健康への取り組みの一部をご紹介すると――2019年から始まった中期経営計画「NITTOSEIKO Mission“G”」の戦略テーマに「健康経営」の概念を盛り込み、社員のQOL(生活の質)のいっそうの向上を図ってきました。
具体的には、健康経営推進委員会を発足させ、「生活習慣病などの疾病発生予防・重篤化予防」、「メンタルヘルス不調等のストレス関連疾患の予防」、「労働時間の適正化、ワークライフバランスの確保」を重点課題に掲げ、その取り組みとして、従来から実施している「朝のラジオ体操」や「野球、バトミントンなどの部活動」に加え、体力づくり強化月間を制定し、体力年齢チェックの実施や当社オリジナルの健康プログラム「Nicotto7(ニコット7)」を立ち上げてチャレンジしています。
上の写真は当社野球部(左)と朝の「ラジオ体操」。当社では世界ランキング1位を擁するパラグライダーをはじめ、野球、バレーボール、バドミントン、少林寺拳法など部活動が盛ん。自社体育館を所有すると同時に市の施設「日東精工アリーナ」をスポンサードするなど、地域のスポーツ振興、健康づくりもサポートしています。「Nicotto7」は、朝食をきちっととったか、睡眠時間が足りているか、休肝日を設けているかなど7つの項目をチェックしていく当社独自の健康プログラムです
2020年2月には、健康保険組合連合会から与えられる「健康優良企業認定証『銀』」を取得し、またほぼ同時に、経済産業省から与えられる「健康経営優良法人2020(大規模法人部門)」を認定。そして既述のように本年の「スポーツエールカンパニー2021」や「健康経営銘柄2021」「健康経営優良法人2021(ホワイト500)」認定へとつながっています。
「健康経営銘柄2021」は東京証券取引所の上場企業の中から従業員の健康管理を経営的な視点で捉え、積極的に取り組む企業を評価し、原則1業種につき1企業を選定するものです。全国でわずか48社のなかのひとつとして、トヨタ自動車や花王、富士フィルム、味の素など知名度の高い企業とともに日東精工が選ばれたことを誇りに思うと同時に、それだけ高い社会的責任を担ったことを肝に銘じたいと思っています。
また当社では昨年、医療用照明器「フリーレッド」の販売を開始したほか、TOPICSでも紹介している「医療用生体内溶解性高純度マグネシウム」開発など、医療分野をファスナー、産機、制御システムに次ぐ4本目の柱と考えています。医療分野に携わる以上「健康経営」をより一層充実させてまいりたいと考えています。
2.【TOPICS】
・多くのメディアが注目!世界初の「医療用生体内溶解性高純度マグネシウム」 詳しくはこちら
・2020年12月期 第115期決算説明会を開催しました 詳しくはこちら
3.【あやべ ちょっと寄り道㊱】
1億5000年前の岩!
4.【正己語録㊵】
ますますよくなる。必ずよくなる!
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