【ニュースレター・2021年8月号(第80号)】新ねじ締めユニットがユニバーサルロボット社「UR+」製品認証を取得!

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~協働ロボット向け製品の販路を拡充していきます~
産機事業部のねじ締めユニット「PD400UR」が
ユニバーサルロボット社の「UR+」製品認証を取得
当社ではユニバーサルロボット社の「UR+」製品認証を取得したねじ締めユニット
「PD400UR」シリーズを発売開始します。8月30日の発売に先立ち、
7月15日に共同記者会見を行いました。
デンマーク・オーデンセに本社をおくユニバーサルロボット社。
世界20ヶ国の拠点からグローバルに展開する協働ロボットのトップメーカで、同社が製造販売するURロボットとプラグ&プレイで使える周辺機器のプラットフォームが「UR+」です。ロボ ットアームの仕様やインターフェースがオープンにされていて、それらに準拠するエンドエフェクタ、カメラ、センサなどの周辺機器を各メーカが開発していくというものです。スマートフォン本体とでさまざまなアプリとの関係をイメージするとわかりやすいでしょう。
世界的有名企業の製品が「UR+」製品として認証されており(2021年3月現在で320以上)、今回、当社産機事業部のねじ締めユニットがそのラインナップに加わることになりました。ねじ締めユニットとしての認証は日系企業でははじめてのものとなります。
産業用ロボットだけでなく、
協働ロボットへと販路拡大
迅速、正確、省力、無人化、あるいはコストダウンに貢献するのが産業用ロボットです。ハイスペックなゆえに、人とは一定の距離をとり安全柵を設ける必要があり、使いこなすのに事前に訓練を要します。それに対し、より人のそばで人の働きを補助するのが協働ロボットです。
近年、生産現場における人員不足、生産性の向上、トレーサビリティ確保などのニーズ、あるいは新型コロナウイルス対策のソーシャルディスタンス確保の必要などにより、自動化の動きが加速。安全柵の設置が不要で、導入しやすい協働ロボットの普及が進んでいます。ねじ締め分野においても、協働ロボットに搭載可能で、簡単な操作で扱える高性能なねじ締め機の要望が高まっていました。
このたび発売する「PD400URシリーズ」は、ユニバーサルロボット社「UR+」の認証を取得。ユニバーサルロボット専用ティーチペンダントから締付けトルクやドライバ回転速度などを直感的かつ容易に設定できるものです。また、発売以来好評をいただいている当社の高性能NXドライバSD600Tシリーズを標準搭載したことにより、ポイントごとに締付け設定を切り替え可能で高性能・高品質なねじ締めを実現しています。
これまで日東精工のねじ締め機、ねじ締めロボットは産業用途として、自動車メーカや家電メーカなどに多数採用され高い評価をいただいていますが、今回のユニバーサルロボット社との協働で、同じ分野でこれまで導入されていないところへのアプローチはもちろんですが、これまであまりお付き合いのなかった分野への販路拡大にもつなげてまいります。
また日東精工グループは国内、東南アジア、そして北米については現地法人などの拠点を設け実績を積んでいますが、ここにヨーロッパを加え、グローバル展開をより拡大してまいります。
2.【TOPICS】
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