【ニュースレター・2021年9月号(第81号)】「サステナビリティ委員会」を設置!

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「ニュースレター」は毎月15日発行の社外報です。(メルマガ読者には翌日の16日に配信)
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経済産業省や東京証券取引所からの高評価を糧に
「経営力」をより強固にしていきます!
~2021年10月1日より「サステナビリティ委員会」を設置~
東京証券取引所の「健康経営銘柄2021」に選定されるなど、
当社の健康経営が国や公的機関から高く評価されていることは既にご報告しています。
今号では次代を見据え、さらに「経営力」を強化していくためになにを必要としているか、
当社代表取締役社長 材木正己がご紹介してまいります。
健康経営で企業価値を高めていく
日東精工は昭和13年に地域の雇用創出、産業振興を目的に創立。
以来83年、創業の地京都府綾部市より〈お客様満足度120%達成〉を目標に、モノづくりを通じて世界中のお客様の課題解決に貢献しています。私が社長就任以来、度々口にしてきたことは〈弥栄(いやさか)経営〉です。昨日より今日、今日より明日、少 しずつでもいいけれど常に成長していくこと。そしてそのためにも、現状に満足するのではなく、常に時代を読んで、時代に即して、柔軟に誠実に対応していくことが大切だと考えています。
当社製品はファスナー(工業用ねじ)をはじめ、地盤調査機、流量計、最近では医療用の照明機器など、そのほとんどが安全・安心に直結するものです。ですから当社では「健康経営」という言葉がまだなかった時代から、仕事に誇りと責任をもち、安全・安心を担保するために、従業員やその家族のQOL(生活の質)向上に努めてまいりました。まさにモノづくりは人づくりからです。
こうした当社のDNAが、経済産業省と東京証券取引所で共同で選定する「健康経営銘柄2021」、経産産業省と日本健康会議が共同で実施する「健康経営優良法人2021(ホワイト500)」認定へとつながっています。これらの認定については、評価サマリーが、本年5月、6月に新たに発表され、当社は全業種のなかで総合評価が上位10%以内に評価されました。これも既述した〈弥栄経営〉、つまり、結果が得られたからといってそこにとどまるものではなく、より発展させていくことの証、といえるでしょうか。 当社の健康経営への取り組みは外部から評価されるためのものではありませんが、国や公的機関からの、こういったお墨付きは、当社の価値向上につながっていることはいうまでもありません。
次代を見据えて
サステナビリティ委員会を設置
今、企業には自社利益を追究することだけでなく、地域貢献や環境配慮など幅広い視座をもつことが求められています。SDGsは「持続可能な開発目標」と訳されることが多いですが、シンプルにいえば、心にも身体にもやさしい暮らし、自分本位でなく他者も含めて、理想的な快適な暮らしを求め、そしてそれを次の世代、さらに次の世代へとつなげていくことです。このSDGsへの取り組みは健康経営強化のみならず、企業評価、ブランド評価へとつながっていきます。多様性、ジェンダー、気候変動、カーボンニュートラル……企業がこうしたことへの舵取りを少しでも間違えると、致命傷になりかねません。
当社では2020年からは日東精工グループにおけるマテリアリティ(重要課題)並びに価値創造モデルの基本概念を確立し、持続可能(サステブル)な社会の実現に向けた取り組みを進めてまいりました。今般、10月1日から、この取り組みをさらに強化するために「サステナビリティ委員会」を設置することといたしました。
これまで個別に行ってきた活動を関連部署や各委員会と連携し、流行りすたりの表面的なことでとらえるのではなく、社会が本当に何を求めているのか、お客様や一般消費者にとっていかに貢献できるかなど、その具体的な目標設定と戦略を立案・発信し、また実行・評価するための新たな体制を構築してまいります。
当社第116期第2四半期の決算報告ではおかげさまで増収増益となりました。こういうときだからこそ、次代を見据えた、新たな価値創造の施策を打ってまいります。
2.【TOPICS】
・ねじ締めユニット「PD400UR」新発売 バーチャル展示会にも出展 詳しくはこちら
・「日東精工ビジネススクール」を開催しました
3.【あやべ ちょっと寄り道㊶】
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4.【正己語録㊺】
自分で変えられることに集中する
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