【ニュースレター・2020年8月号(第68号)】医療用照明器「フリーレッド」発売!

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「ニュースレター」は毎月15日発行の社外報です。(メルマガ読者には翌日の16日に配信)
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医療機器分野に参入
医療用照明器「フリーレッド」を発売
当社では今後成長が期待できる市場として「医療分野」をターゲットととらえています。
2019年10月に「メディカル新規事業準備室」を設置し、
本年1月には医療機器専用製造工場を設置するとともに、
医療機器製造業登録、第二種医療機器製造販売業許可を取得しています。
本年4月には「メディカル新規事業部」を発足し、事業運営の準備を進める中で、
このたび、医療用照明器「フリーレッド」の製造および販売の体制が整いました。
当社では本製品の開発、製造を皮切りに、皆様の健康で豊かな暮らしに貢献できるよう、
新事業領域での価値ある製品開発を進めてまいります。
自然光に近い光色で
高輝度の光を発生する一般医療機器
「フリーレッド」は、一般手術または診療に用いる光を発生させる装置です。
電源ボックスを介して単回使用(1回だけの使い捨て)のライトユニットに電源を供給することにより、ライトユニットが自然光に近い光色で、かつ高輝度の光を発します。電源ボックスには、ライトユニットが最大3本接続可能です。手術時の補助照明装置として使用する場合には、簡単に自術野を自然光に近い光色で照らすことができます。2020年7月29日に販売を開始し、初年度はライトユニット6,000本、電源ボックス500台の販売を目指します。
医療用照明器「フリーレッド」
医療機器分野は人の命や健康に直接関わる分野です。ゆえに、製品にはより高い安全性や技術、多くの実証実験データが求められます。それらのハードルを越えていくことが、当社全体の意識や技術の底上げにつながっていくと信じています。
今回発売する「フリーレッド」は許認可製品なので、文章でお伝えできる内容に制約があり、また新規事業の機密保持という観点からも、ここでより詳しい製品情報をご紹介できませんが、この製品の製造販売を通して得られた知見をもとに、次のステップ、さらにその次のステップに移行することを視野に入れています。当社はファスナー、産機、制御システムの3事業のそれぞれの「個」の力と、3事業が連携することで得られる「シナジー(相乗による拡大)」を強みとしていますが、いずれこのメディカル事業領域も他の3事業とシンクロすることになるでしょう。
ライトユニット 電源ボックス
2.【TOPICS】
・「日東精工テクニカルレポート」最新号、通巻第80号を今年7月に発行しました
・異なる金属同士を強固に密着させる「AKROSE HYBRID」を開発 詳しくはこちら
・当社 人財教育本の印税を原資に綾部市図書館へ児童書を寄贈しました 詳しくはこちら
3.【あやべ ちょっと寄り道㉚】
家コウノトリが希望を運んできた!
4.【正己語録㉜】
「失敗を恐れない」からさらに踏み込む!
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